ID:85567
Kenの日記
by Ken
[99106hit]

■ラグビーワールドカップ決勝
イギリスで行われているラグビーワールドカップは土曜日に決勝戦を迎えます。決勝の組み合わせは「ニュージーランド(オールブラックス)対オーストラリア(ワラビーズ)で、ラグビーの世界ランク1位と2位の戦いとなりました。現地時間土曜日の午後4時からですから、日本は25日(日曜)の0時からと言うことになります。この決勝戦はロンドンにある「トィッケンハム競技場」で行われるということです。この競技場はラグビー専用の競技場で収容人員は8万人。これまで1991年と1999年のワールドカップを開催してきたそうです。

ロンドンにはこの他にも有名な競技場があります。サッカーでは聖地「ウェンブリー」があります。この競技場はイングランドサッカー協会が所有していて収容人員は9万人。またコモンウェルス国家の中で(だけで)人気のクリケットでは「ローヅ」競技場(3万人収容)があります。ラグビーもサッカーもクリケットもイギリス(UK)という単位ではなく、連合国内の非独立国家単位(イングランドなど4か国)に協会が置かれていて、その協会はイギリス以外の国の国別協会と対等な関係をもっています。これら3競技のメインスタジアムは大英帝国の長い伝統があり、当該スポーツの聖地となっていますから、その人気を背景にしてコンサート・博物館・レストランなどを運営していて商売も上手です。

次のラグビーワールドカップは2019年に日本で開催されますが、2020年の東京オリンピック用の新国立競技場は完成が間に合わないのでワールドカップの試合には使われないことになったようです。サッカーにおいては日韓ワールドカップ開催を機に全国でサッカー場の整備が進みました。しかしラグビー場としては「ラグビー専門競技場」は少なく、総合競技場として整備されているものが殆どのようです。個人的には東京の「秩父宮ラグビー場」を整備して日本ラグビーの聖地にすべきだと思っていますす。

新国立競技場を立派総合競技場に建て換えて様々なスポーツの聖地にしようと言うのは無理があると思います。陸上競技は新国立で良しとして、サッカーは「埼玉スタジアム」、ラグビーは「秩父宮」、柔道・剣道は九段の「日本武道館」を本拠地として、各スポーツ団体が盛り上げていくようなシステムが良いだろうと思います。各競技の展示スペースを整備したり、音楽会に貸し出したりして効率を競い合い、独立採算でやっていけるように運営していくべきです。現在、昔の国立競技場は完全に壊されてしまいましたが、今から考えれば昔の競技場(思い出)を残しながら改修で対処できなかったのかと悔やまれます。
10月28日(水)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る