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Kenの日記
by Ken
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■新宿駅東口の新しい献血ルーム
久しぶりに献血行ってきました。火曜日にネットの日赤献血センターページで事前予約した時には、土曜日の枠は池袋の二つの献血ルームは全て予約枠一杯。新宿東口の前からある二つのルームは一杯で、最近できた新宿東口駅前ルームだけに枠があったためにそこを予約したのでした。

新宿東口駅前献血ルームは新宿駅東口ミズホ銀行の入居しているビルの10階に位置しています。エレベータを探すのに少し苦労しました。新しいので非常に気持ちがよいのですが、最近改修された幾つかのルームと同じで少し趣味的過ぎると思いました。ルームの室内装飾・机・椅子などの設備は非常に凝ったものとなっています。つまりそこに余分な資金が投下されているように思えるのです。

基本的に現在の日本の献血制度は「献血者」はボランティアで血液を提供します。そして血液を入手した献血センターは各種検査をした上で、病院等へは販売しているという制度です。血液センターは血液の売り上げの中から血液センター運営・血液センター整備のための資金を確保しています。従って、献血者を集める献血センターはできるだけ献血者に資金が還元されるような配慮が必要だと思います。通常の土曜日の午後だとかなりの献血者で賑わい献血ルームですが、東口駅前ルームはガラガラという感じで、若い人があまり来ていないのも少し気になったところです。

献血センター設備でいうと各献血ブースにはテレビの代わりに「Ipad」が配備されていました。でもネットにつながっていないので全く意味のないものでした。担当してくれた看護師さんが「Ipad」は献血者に不評だと解説してくれました。待合室にもテレビが設置されていないので少し退屈してしまいます。飲み物供給設備やお菓子コーナーはほ他のルームと遜色ありませんが、献血終了者にたいするアイスクリーム提供がありません。こうしたことが若い人から敬遠されているマイナスポイントだと思えました。

善意で解釈すると新宿東口3つ目のルームは大人向けで、いつも混雑している既存二つにルームとは対照的に混雑させないような仕組みを考えたのかもしれません。もしそうだとすると「狙い」は的中しています。でもルームあたりの献血量が他のルームと比べて少なくなってしまえばそれはまた資金の無駄です。資金はもっとも効率よく活用して欲しいと思いました。
04月25日(土)
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