ID:85567
Kenの日記
by Ken
[99119hit]

■日本サッカーは大丈夫?
サッカーのアジア・チャンピオンズリーグの「グループステージ」は全6試合の中で3試合が終了しました。E組の「柏レイソル」は2勝1敗の成績で「韓国現代モータース」と並んでグループ首位に立っています。F組の「ガンバ大阪」は2敗1引き分けの勝ち星無しで現在最下位。この組ではタイの「ブリラム・ユナイテッド」が首位に立っています。G組の「浦和レッズ」は全く良いところ無しの3連敗の最下位です。G組では中国の「北京国安」が首位となっています。H組の「鹿島アントラーズ」も3連敗の最下位です。H組では中国の「広州恒大」が首位に立っています。昨年Jリーグ上位組みとしては非常に恥ずかしい成績だと思います。

そんな中で中国で国を挙げてサッカー振興策を展開していくというニュースがありました。「習近平主席」は大のサッカーファンなのだそうで、中国でのサッカーワールドカップ開催・ナショナルチームのワールドカップ出場を目指して、若年層からサッカー選手育成を強化していく方針を打ち出しました。イギリスのウィリアム英国王子が日本訪問の後に中国に寄ったのですが、王子との会談で「英国とのサッカー交流」が話題に上ったとの事です。経済成長の勢いが衰え、汚職摘発ニュースばかりが続く中国社会ですが、サッカー強化は国民にとって非常に明るいニュースとなっているようです。

中国ナショナルチームの強化に先行する形で中国のクラブチームでは国外から優秀な選手を補強してチーム強化を図っています。今年に入ってから資金力に物を言わせてブラジル・アルゼンチンなどから優秀な若手選手を大量に補強していたのだそうです。流石に得点ランキングの上位は外国人選手が占めているようですが、日本のJクラブチームが今の段階で中国に勝てないのですから、中国人選手が外国人選手の中でどんどん成長すると、ナショナルチームも日本に追い付き追い越していくことでしょう。

日本代表チームの監督には「ハリル・ホジッチ氏」が就任しました。監督の力は未知数ですが監督を代えるだけでチームが強くなるとは思えません。現在戦いが進行中のアジア・チャンピンズリーグを見る限り日本サッカーの相対的長期低落傾向はくい止められていません。
03月19日(木)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る