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Kenの日記
by Ken
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■Jリーグの浦和×鹿島
終盤を迎えている「Jリーグ」は上位の「首位浦和×4位鹿島」の試合が26日の日曜日夜に行われ、「1×1」の引き分けとなりました。勝ち点の欲しい鹿島には痛い引き分け、首位を走るレッズにはとっては「引き分け」の勝ち点1も優勝に向かって一歩前進です。

この試合をテレビ観戦しましたが、我が家の興味は勿論「Jリーグ優勝争い」では「Jリーグ上位チーム」が「ワールドカップ」「ブラジル戦」惨敗の後にどのような試合を行うかというポイントに絞られていました。浦和も鹿島も「Jリーグ発足当初」からの「強豪チーム」でありファンも多く経営状態も安定しています。このような「リーダ的チーム」が「変身」しないかぎり「Jリーグ」のサッカーは変わらないと思いますし、そうしなければ世界トップレベルから益々離されて行くばかりだと思います。

今日の一戦では両チームとも従来の「いわゆるポゼッションサッカー」から「アグレッシブなトランジションサッカー」に目を向け始めている兆候が見受けられて少しですが希望が持てる状態かなと思いました。「浦和」は首位をキープしていることもあり「従来の戦い方」を継続する場面が多かったですが、「鹿島」は若い戦力が非常にアグレッシブに動いて好守の切り替えの早さで「浦和」を圧倒していました。浦和も「自陣で球を奪った直後の前線へのロングパス」が何回かありました。

このようなサッカーを行っていると次に何が必要なのかということも見えてきます。まず1試合90分フルに走り回れる体力が必要になります。これは脚力ばかりでなく「接触プレーでも転ばない」あるいは「スピード切り替え・バランスを崩す場面でも転ばない」体幹とか上半身を鍛えなくてはならないのだろと思います。また早いパス、ロングパスを受けてもボールを足元に確保する基本的なキープ力が必須になります。更に敵に囲まれた時に安易にバックパスすることを最小限にするために、体の回転あるいはドリブルで相手を抜く技が必要となりますし、味方が球を奪った瞬間にパスを貰うために相手陣内に向かって走り出すようなチームあげての意識改革も必要となります。

最後にこの試合の「審判」について非常に不満が残ったことを付け加えておきます。反則があった場面では殆ど「アドバンテージ」を考慮せずに「フリーキック」を与えていました。終盤の重要な試合で接触プレーが多かったこともありますが、審判は「試合の雰囲気」について毅然と選手達に注意し「アドバンテージ」を考慮してできるだけ試合を中断させないようにジャッジすべきでした。Jリーグの代表的チームどうしの試合なのですから当然選手はフェア戦うべきことは言うまでも有りませんが、審判も「フェアでエキサイティング」な試合になるよう導く義務があると思いました。
10月26日(日)
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