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Kenの日記
by Ken
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■Jリーグサッカー
サッカー天皇杯全日本選手権は20日に三回戦が行われました。豪雨土砂災害で広島での試合が延期となりましたが、ベスト16の中の15チームが決定しました。J1では鳥栖、ガンバ大阪、FC東京、清水、名古屋、甲府、セレッソ大阪、大宮が勝ち残り、J2では、群馬、愛媛、北九州、千葉、長崎、磐田、山形が4回戦に進んだとのこと。
この3回戦で現在J1リーグで上位を占める浦和レッズと川崎フロンターレ、前回優勝の横浜マリノスがJ2に敗れて姿を消しました。J1とJ2は入れ換え戦ルールでチームの流動がありますが、全日本選手権という大事な舞台でベスト16チームの「勝ち残りチームが半分半分」というのは困ったものだと思います。本来ならベスト16は殆どJ1チームによって占められなくてはならないはずです。J1チームが弱いという現象にワールドカップ惨敗の原因が現れていると思われます。
それは現在のJ1のサッカーの試合の多くは「勝負ではなくショー」と化しているということです。J1での上位チームとは「ショーが上手い」チームなのだと思います。残念ながら地元「浦和レッズ」も「化けの皮」が剥がれてしまった感があります。現在のJ1チームは、J2チームに本気で戦われたら互角でしか戦えないということなのです。尤もこれからは試合間隔が短くなると怪我人とか疲労の蓄積で選手層の厚いJ1リーグが有利になると思われます。
この「本気になった勝負に弱いJ1」が日本代表の母体になるのであれば、今回のブラジルワールドカップの成績は最初から明らかでした。日本代表監督がメキシコのアギーレ氏に決定しましたが、日本代表チームの「変革」は代表監督だけではとてもできないと思います。J1チームの選手が毎回に試合で「本気モード」で勝ちに拘る試合をする必要があります。更に言えば、天皇杯全日本選手権に外国チーム(当面アジア)も招待して、よりハイレベルなものにするような改革も必要だと思います。
08月21日(木)
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