ID:85567
Kenの日記
by Ken
[99152hit]
■第一次世界大戦回線から100年
1914年8月3日にドイツはフランスに開戦宣言しました。今日はその日から100周年の記念日です。ドイツ・フランスの指導者が「Vieil Armand cemetery」 (known in German as Hartmannswillerkopf) in easten France, which contains the remains of 12,000 unidentified soldiers)に会してセレモニーを行いました。ドイツとフランスは国境を接っしながら昔から争いの耐えない関係を続けてきました。第一次・第二次の二回の近代戦争を経験して今ようやく不戦の近いを固めています。
傍から見てもドイツとフランスは上手く付き合っていくのが難しそうに見えます。フランスからするとドイツは融通が効かない堅苦しい隣人で、付き合っても決して楽しくない人達でしょう。逆にドイツからするとフランスはとにかく「いい加減」で「癪に障る」存在なのだろうと思われます。それでも「隣人」という関係は変更できないのですから、過去を乗り越え、現実の「気質の差」を乗り越えて、揉め事のない「隣人関係」を確立するこことに努力していすのだと思います。
今年2014年は1894年の「日清戦争」から120周年記念の年でもあります。しかし日本と中国の関係はまだまだドイツ・フランスのようには熟していません。小さな尖閣列島の帰属問題やら、靖国神社の日本の指導者が参拝することの是非などをめぐって対立があります。日本・中国とも「人権」(国民の命)に関してもう少し突っ込んだ反省が必要な気がします。ドイツ・フランス首脳が墓地に出かけたという事実をもう少し省みる必要があるでしょう。
日本の戦争指導者がどれほどの一般国民の犠牲を強いたのか。現在でもテロリストの主要な作戦となっている「自爆」という非人間的な攻撃方法を考案したのは日本でした。天皇陛下・国のために命を捧げることを当然とした戦争指導者はまず国民から裁かれるべきだったのですが、それが行われないまま戦争犯罪者も「靖国神社」に祀られることになってしまいました。中国では「天安門事件」で民主化を要求した学生達を弾圧した事件は未だに国家のタブーとなっています。共産等独裁体制が優れているものならば、そうした「人権抑圧事件」についても他国の国民が理解できる解決方法を実現して欲しいものです。両国の指導者はその選出の過程は異なりますが、指導者としてできるだけ多くの国民が幸せになるような道を探して欲しいと思います。
08月03日(日)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る