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Kenの日記
by Ken
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■マレーシア航空機遭難
クアラルンプール(KL)発北京行きのマレーシア航空の旅客機MH370便(ボーイング777−200型機乗客乗員239人)が行方不明になっています。この便は3月8日の午前0時41分にKLを離陸し、北京には同日午前6時半に到着する予定でした。機影がレーダーから消えたのは午前1時30分頃で南シナ海(岸から220Km)上空約10000メールです。

機長や当該機から異常を知らせる情報が全く無い状態で行方不明となっています。当該機には偽パスポートを使って搭乗した客が二人いて、更に搭乗手続き後実際には搭乗しなかった客が5人(手荷物は当該機から降ろされた)いたために、テロの可能性を排除できないと観測されています。

もしテロだとすると搭乗手続きに重大なミスがあったのではないかと思われます。まず。偽パスポートのチェックを怠っていたことに加え、偽パスポートの客が北京乗り継ぎ欧州へ行くチケットを購入していたので、コードシェアしている中国南方航空の陸上職員も油断していた可能性があります。更に深夜午前0時台の出発ということもあり、中国人客が半分以上を占める便であるためKLでのチェックが甘くなっていた可能性もあります。

MH370便のルートはKLから南シナ海に出て、ベトナム・カンボジア上空を飛行し、ベトナム北部で再び南シナ海海上を通過し、広州上空を通過して中国領土内を北京に向かうものでした。レーダの機影は南シナ海(タイ湾)で進路を変えたことを捉えています。何の連絡も無く進路を変えたことは非常に不可解です。

もし地上への被害を最小限にするために海上で飛行機を爆破することを考えたとすると、そのチャンスはマレーシア・ベトナム間とベトナム北部・中国間の南シナ海しかありません。更に言うとベトナム北部は中国大陸と近い沿岸を通過する可能性がありますので、広い海域の上空といえば今回の場所以外ありません。

もしテロで無かったのならいったい何が起こったのでしょうか。謎に包まれた遭難事故です。
03月10日(月)
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