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Kenの日記
by Ken
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■高校サッカー決勝戦
第92回全国高校サッカーの決勝戦が行われ、富山県代表の富山第一高等学校が石川県代表の星稜高校を破って優勝しました。家の片づけをしていて気付いたら午後四時になってしまい、2時過ぎキックオフの決勝戦の結果だけでも見ようと思ってテレビをつけるとまだ試合が続いていました。アナウンサーの解説では2点リードされた富山第一が後半ロスタイムにペナルティゴールで追いついて延長戦に入ったとのことでした。

土曜日に準決勝2試合をつらつら見ましたが、四日市中央をPK戦で破った富山第一ですが、ストライカー「小谷松」を擁する「京都橘」を完璧に抑え込んだ星稜が優勢ではないかとの評が一般的でした。私は接戦が続いた準々決勝(PK戦二試合)で、日章学園を4対0で破った富山第一は何か不思議な底力を持っているような感じを持っていました。延長戦後半に入り、富山第一のPK専用キーパがアップを始める時間になるや否や富山第一の見事なゴールが決まって勝ち越し、そのまま決勝戦が終了しました。

富山第一は非常にスピーディなサッカーをします。市立船橋に代表されるような「パスサッカー」ではなく、「走ってシュートするサッカー」です。バックスがボールを奪うと数人の選手が相手陣内に向かって走り出します。そこにボールが送られそれをコントロールしてシュートの可能性を探ります。最善策は自分でシュートすることなのでしょうが、それができない場合には味方のシュート可能な選手にパスします。大体これで一回の攻撃は終了。非常に単純でスピーディです。

現在ヨーロッパサッカーの頂点に居る「ロナウド、リベリ、ロッペン、ベイル」などはこうしたサッカーの名人です。今年夏のワールドカップは、ブラジル・スペインに代表される「パスサッカー」と「ドイツ・オランダ」に代表されるような「走るサッカー」の頂上決戦になると思います。世界レベルにおいてサッカーの戦法流れが変化するのか興味あるところです。

サッカーとは関係ないですが、来年北陸新幹線が開業して首都圏から長野を経由して北陸が新幹線で結ばれます。長野・富山・金沢は大分近くなる予定です。今回の高校サッカー決勝戦は長野県出身者として非常には親近感を持って見ました。
01月13日(月)
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