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Kenの日記
by Ken
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■トッテナムの「べイル」がレアルに移籍
イングランドプレミアリーグ「トッテナム」のミッドフィルダー「ガレス・ベイル」がレアルマドリードに移籍するというニュースがありました。移籍期限ギリギリの大型案件です。移籍金はマンチェスターユナイテッドから移籍したクリスティアーノ・ロナウドの時の金額を上回ることになりそうです。

ベイルはマンチェスター・ユナイテッドの「ギグス」と同じでウェールズ出身でウェールズ人(そういう表現があるかどうか?)従ってワールドカップではウェールズ代表になれても、イングランド代表に入れないのです。ロンドンオリンピックの時にギグスがイギリス代表キャプテンに選ばれるという栄誉を与えられましたが、イングランドのサッカーファンはギグスと並んでベイルもイングランド代表に入って欲しいと考えている人が多いと思います。特に最近のイングランドは低調ですから。

今やヨーロッパに限らず世界に敵なしの「バイエルンミュンヘン」の左右ウイングにはオランダ代表「ロッペン」、フランス代表の「リベリ」に二人のミッドフィルダーがいます。この二人のドリブル、キープ力、突破力はバイエルンの力強くて機動的なサッカーの柱となっています。レアルの「ベイル」にも同様な役割が出来ますし、当然をそれを期待されて移籍するのです。ロッペン(1984年生まれ)リベリー(1983年)も見かけに寄らず若いのですが、ベイルは彼らより5歳ほど若い1989年生まれです。バルサに対抗するレアルの新しいスタイルを築き上げて欲しいと思います。

翻って、日本のJリーグサッカーにおいては守備・攻撃はパス回しが中心でドリブル突破という光景は殆ど見られません。そしてパスのスピードがないので「Jリーグ」では「華麗なパス回し」とチヤホヤされますが、ワールドクラスの試合では全く通用しないのが現実です。最近の国際試合が証明しています。

「野球」では「走る」「投げる」「打つ」といった基礎体力を大切にしていますが、日本のサッカーでは「走る」の部分が少し疎かになっているように思えてなりません。日本の「走る」場面といえば、相手のカウンターを食らって急いで自陣に戻る場合のように「守る」場面で良く見ることが殆どです。

日本チームも攻めにおいて「走る」ことにもっと重点を置くべきだと思います。メキシコ五輪は釜本だけでなく「杉山」がいたからこそメダルに届いたのだと思います。世界のサッカーは「パスサッカー」から、走り回って突破する機動力サッカーに変わりつつあると思います。日本は一周遅れているのかと考えてしまいます。
09月02日(月)
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