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Kenの日記
by Ken
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■行田の蓮、古墳、城
前から行ってみたかった「行田の古代蓮」を見学してきました。最近開通したという国道17号線バイパスの上尾道路を通ってみようと思っていたのですが、結局道を間違えて在来の国道17号線を北上することになりました。しかし「蓮」の奇麗な開花を見ようと朝早く出発したので全くと言っていいほど渋滞はありませんでした。
行田の「古代蓮の里」はかなり広く綺麗に整備されています。そして何より種類豊富な蓮が開花の時期にあたっているため、かなり大きな蓮の花がとても奇麗に咲いていて大変見事でした。朝早い時間にも拘らずカメラを手にした見物客が多いことにも驚きました。「巾着田の彼岸花」と同じように花の写真を撮るなら朝の早い時間帯が狙い目なのでしょう。
高い展望室も設えた「古代蓮会館」の展示も興味深いものでした。蓮に関する展示、あるいは昆虫・鳥等に関する展示も良く工夫されていて面白かったです。展望室にエレベータで登ると、眼下には「蓮園」に加えて田圃の絵も見ることができます。これも結構苦労して作っているようで興味深いものでした。
古代蓮をみてから近くの古墳群を見学しました。「さきたま古墳公園」として整備されているものです。そこには9つの大きな古墳が残されていて、大きな丸墓山古墳とか稲荷山古墳(前方後円墳)などには登ることができます。大阪市南部に多くある天皇陵は外から見ることしかできないので登れる古墳は面白いです。小さい頃から古い墓に興味がったのでこういう観光地を見るとワクワクしてくるのです。
古墳見物の後は行田市内の「忍城」を見学しました。石田光成の水攻めに耐えたという有名な城です。外堀は水上公園になっっていて旧本丸近辺は市役所などの公共施設が建てられています。関東平野の平な土地にこれだけの立派な城があったということ事態驚きです。
行田市は「古代蓮」、「古墳」、「忍城」と観光資源に恵まれています。JRの駅から離れているために発展が阻害されたようですが、かつては埼玉県でも有数の文化地域だったことが分かりました。行ってみないと分からないものです。
07月15日(月)
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