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Kenの日記
by Ken
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■香港旅行から帰国
移動
○徒歩 :ホテル → 地下鉄上環
○地下鉄:上環  → 中環
○空港快特 :AEL香港駅 → 香港国際空港
○UA78便:香港(HKG)(9:55)→ NRT(15:35)
○京成スカイアクセス:成田空港 → 東松戸
○JR:東松戸 → 武蔵浦和

食事
朝食:UAラウンジ
昼食:UA機内食
夕食:自宅

香港で宿泊したホテルは香港西部のハリウッドロードとポセッション通り(Possession Street)(中国語:水坑口街)の角にありました。ハリウッドロードは骨董品屋が沢山集中していて洋食レストランの多いお洒落な通りで、香港島を山に沿って東西に走っています。ポゼッション通りはハリウッドロードとクィーンズロードを結ぶ道で、クィーンズロードに向かって急な下り坂になっています。今回ホテルと上環の街との往復のために何度もこの急な坂道を通ることとなりました。

「ポセッションロード」という名前はイギリス海軍兵士が香港島に最初に上陸してイギリス国旗を立てたことから名前が付けられたのだそうです。イギリス海軍兵士は海岸から少し登った所に、平らで広いキャンプに適した場所を探していてこの場所に定めたようです。ユニオンジャック旗が掲揚された場所は現在ハリウッドロード公園となっている場所だそうです。今でこそ香港の人達の憩いの場所になっていますがそこは歴史的に重要な英領香港の最初を記録する場所だったのです。

このポゼッション通りに非常に興味深い酒屋さんがあったので紹介しておきます。上にも書いたとおりこの通りはかなりの坂道で荷物を持って登るのに苦労します。妻が夕食後ウーロン茶を買っていこうというので、坂をほぼ上った道の右側にある小さな酒屋さんに入ることにしました。酒屋さんで奥の棚に輸入物のワインを並べているのですが、店の入口近くには見たことのない透明な酒瓶をずらっと並べていました。

店の方に聞くとそれは「香港米種」(Rice Wine)だということ。80年位前から作られているのだそうです。珍しいのでウーロン茶とともに小瓶の米種を買ってきました。この香港米酒というのは大陸の安価な酒との競争や、若者が伝統的な酒を飲まなくなったことによって衰退の一歩をたどっていて、この店が米種を作る最期の一軒となっているのだそうです。さてどんな香港の香りがするのでしょうか。
05月07日(火)
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