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Kenの日記
by Ken
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■人間ドック
6月下旬に今年の人間ドックがあり、その結果が来ました。昨年のドックで血糖値が高い(殆ど糖尿病)ことを指摘され、以来ほぼ一年間、食事療法と運動療法を続けてきました。その成果で、空腹時血糖、HbA1cの値は以下のように改善しました。
空腹時血糖値 (昨年)134mg/dl → (今年)116mg/dl
HbA1c (昨年)6.4% → (今年)5.4%
今年のドックでの注目は「BNP」の値でした。これまであまり気にしてこなかった検査項目です。BNPは脳性ナトリウム利尿ペプチド(Brain natriuretic peptide)というもので、心臓の心室から分泌されるホルモンであり、心臓の負荷が増えたり、心筋の肥大が起こると増加するホルモンなのだそうです。
このホルモンは利尿作用(全身をめぐる血液の量が減らして心臓の負担は軽くする)、血管拡張作用(血管を拡張させることによって血液を循環させる心臓の負担を軽くする)等の作用によって心臓を保護するように働くのだそうです。つまりこのホルモンの分泌量が多いということは負荷の増大した心臓が「警鐘」を鳴らしていることとなるわけです。
BNP (昨年)26.8pg/ml → (今年)39.4pg/ml
血漿中のBNPの基準値は18.4pg/ml以下であり、通常100pg/ml以上なら心臓に負荷がかかっている状態と考えられて、何らかの心機能障害が生じていると考えられるようです。インターネットの或るページでは40pg/ml以上ならば精密検査をした方が良いとも書いてありました。今回はぎりぎりでした。
但しこの「BNP」が血液中でどのように増減するのか分かりません。実は今回の人間ドック直前の日曜日に結構タフに水泳しましたので、心臓への負担がかなり大きかったと思っています。短期間の心臓負担の反映だとするとこのような状況次第で変わってしまいます。
いずれにしろこれまであまり注意してこなかった「心臓への負担」ですが、嘗て心臓に関しては「血圧が高い、心臓肥大、不整脈あり」との判定をされているので、少し気になるところであります。
07月09日(月)
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