ID:85567
Kenの日記
by Ken
[99198hit]

■血糖検査値が標準域まで回復
12月4日の献血結果が届きました。複数回献血クラブに加入し携帯電話から成分献血の予約をするようになると、献血時の血液検査の情報もWEBで閲覧することが出来ます。これまでの葉書による通知は1週間以上後でないと分からなかったのですが、WEBだと献血後3日目でその情報を得ることが出来ます。今回のグリコアルブミン比率の結果は「16.3」。標準範囲は「16.4以下」なので、ようやく標準範囲内の数値となってことになります。(長かった。)

11月30日に南区辻にある高野医院に糖尿病でお世話になりました。高野医院はさいたま市南区唯一の糖尿病学会が認定の専門医です。インターネット情報では「専門医として申請するためには、(1)当学会に3年以上在籍、(2)認定教育施設で3年以上の研修経験、(3)糖尿病臨床に関する、筆頭者としての学会発表または論文が2編以上あることなどが必須となっている」のだそうです。今日はその時に採血した空腹時血液の検査状況を聞き行って来ました。短期的な血糖値を反映するグリコアルブミン検査は献血結果でしることができるので、高野先生には「HbA1c」によって評価してもらうことにしています。

12月4日の献血の結果から比較的最近の血糖を繁栄するグリコアルブミン比率は標準域に入ったことは確認していますが、比較的長期(1〜2ヶ月)の血糖値を反映するHbA1cの比率はまだ高いのではないかとの懸念がありました。ところが結果を聞いてみるとHbA1cは「5.6」で空腹時血糖は「109」。完全に標準域の範囲内でした。

今日は負荷を与えた血糖値の検査をする覚悟で朝食を抜いてきたのでしたが空腹時血糖及びHbA1c比率が予想に反して良好な数字なので負荷後血液検査は取りやめることとしました。

というのも私の懸念は血糖全般のコントロールが出来ているとはいえ「食後の血糖急上昇」の危惧があったからです。ところが高野先生やインターネットの情報を総合すると、食後血糖値についてはグリコアルブミン比率が比較的敏感に反応するものらしいのです。従ってHbA1cの数値も良好でGA(グリコアルブミン比率)も良好であれば、基本的に問題はないだろうと考えました。

(HbA1cとGAの違い)
人間の身体の一般的なスペックでは、グリコアルブミン比率の数値はHbA1c比率数値の3倍程度となっているようです。そして血液中での平均的な生存期間はHBA1cは約3ヶ月でグリコアルブミンは約一ヶ月です。同じ血液中に1/3しか生きていないグリコアルブミンの比率が3倍なのは、アルブミンの血糖との結びつき易さが9倍程度である必要があります。そうするとごく短時間だけ現れる高血糖に対し、グリコアルブミン値の方が HbA1cより敏感に反応しやすいのではないかと考えられるようです。逆にHbA1c比率は急激な血糖値の変動を反映しにくいという面があるようです。

いずれにしろ8月末の人間ドックから節制に努力して、12月にようやく血糖値をコントロールして標準域まで回復させることができました。高野先生からも注意がありましたが、最大の難関は「暮・正月」の暴飲暴食と運動不測です。ここを乗り切る事が出来れば本物なのですが。
12月10日(土)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る