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Kenの日記
by Ken
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■31回目の結婚記念日
明日11日は私達の31回目の結婚記念日です。と同時に○○回めの妻の誕生日でもあります。年一回の貴重な機会なので気合を入れて美味しい物を食べるました。レストランは武蔵浦和駅前の「アズーリ」。アズーリは武蔵浦和近辺では抜群に美味しいイタリアンレストランですが、ここのピザ(特にマルゲリータ)は滅多に出会わない感激物のピザなのです。アズーリの広報誌「ディアボラ」に武蔵浦和アズーリのピザ職人の「渡辺文雄さん」の記事が出ていたので紹介します。

アズーリの入り口近くににピザ焼き用の大きな窯がありますが、朝の窯への薪くべで仕事が始まるのだそうです。渡辺さんのピザは500度の窯で1分30分焼くのだそうですから、窯をいつでもピザを焼ける状態に保っておくことは大変なことだと思います。一度もピザの注文が無かったどうするのかしら。

マルゲリータはイタリヤ国旗の色に合わせたトマトソース、バジル、モッツァレラチーズで作られますが、モッツァレラには水牛の乳から作られる「モッツァレラ・デ・ブッファラ」と普通の乳牛の乳から作られる「モッツァレラ・デ・ラッテ」があり、この二つは味わいが全く違うのだそうです。マルゲリータの場合には水牛の方を使うのだそうです。

アズーリのマルゲリータはモッツァレラとトマトソースの混じり度合いが絶妙なのです。モッツァレラとトマトソースがそれぞれ自分を主張するピザも美味しいのだけれど、それが程よく交じり合って更に複雑な味わいを醸し出すのがアズーリのマルゲリータの特徴のようです。

マルゲリータピザはナポリ名物ですが、ナポリピザに関してはこのようなホムページがありました。

真のナポリピッツァ協会

このページにナポリのマルゲリータピザの特質のことが記載されています。

「「真のナポリピッツァ」の呼称の使用は、ピッツァ・マリナーラ(トマト、オイル、オレガノ、ニンニク)およびピッツァ・マルゲリータ(トマト、オイル、モッツァレッラあるいはフィオル・ディ・ラッテ、オイル、バジリコ)の2種類のピッツァに限られ、なおかつ作業の工程、最終製品の官能的、商品学的特徴、ならびに原材料と調理・加熱の方法が、本規約に定められる必要条件を満たしている場合においてのみ認められる。」 これに続いてマルゲリータピザの原材料とか作り方が詳細に記載されています。そのとおりに作れば非常においしそうなことは分かります。

ピザというと「宅配ピザ」が手軽で簡単に色々なピザを注文していつでも食べられるのですが、今、本場イタリアの現地仕様のピザが流行し始めています。本格的なナポリピザは窯の準備からして手間ひまがかかるもののようです。
10月10日(月)
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