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Kenの日記
by Ken
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■今年読んだ本
昨年暮れの「北京旅行」以来、19世紀から20世紀初頭にかけての中国の歴史に興味を持ちました。このあたりの歴史にはこれまで踏み込んだ事が無かったのですが今年は集中的に読んできました。まだ一年が終わっていませんが今年読んだ関連する本を紹介してみます。

1.蒼穹の昴  文春文庫(浅田次郎)
2.珍妃の井戸 文春文庫(浅田次郎)
3.中原の虹(浅田次郎)
4.紫禁城の黄昏 祥伝社黄金文庫(R.F.ジョンストン:宣統帝溥儀の家庭教師)
5.我が半生 ちくま文庫(愛新覚羅溥儀)
6.キメラ  中公新書(山室真一)
7.紫禁城  岩波新書(入江曜子)
8.後藤新平 中公新書(北岡伸一)
9.日本とアジア ちくま学芸文庫(竹内好)
10.大川周明 講談社学術文庫(大塚健洋)
11.新脱亜論 文春新書(渡辺利夫)
12.孫文・毛沢東 世界の名著
13.辻正信と7人の僧 光人社NF文庫(橋本哲男)
14.孫文の辛亥革命を助けた日本人 ちくま文庫(保坂正康)
15.孫文を支えた横浜華僑 温炳臣・恵臣兄弟(小笠原健三)

北京旅行では、天安門近くの歴史的に有名な東交民巷地区のホテルに宿泊し、故宮博物館(紫禁城)をじっくり見学することができました。その後会社の仕事で中国の大連の会社とのやり取りが何度かあって、大連出張予定があったのですが新型インフルエンザの影響で出張が取りやめとなってしまいました。

今年7月に今の海底ケーブル関連の会社に移ったのですが、この会社の本社は横浜で海底ケーブル敷設船基地は長崎にあり、長崎へ出張が増えたのでした。横浜・長崎とも中華街があって、中国との関係の深い街です。

まず始めに、清朝末期の西大后の住んだ「紫禁城」に興味を持ち、西大后、光緒帝、溥儀の最後の皇帝達のことを中心に読んできました。「蒼穹の昴」はその頃の話として非常に面白かったです。それを端緒として、清朝末期の「変法自強派」の活動、孫文を中心とする「革命派」の活動、更には朝鮮王朝のこと、そしてそれらの活動に深く関わった明治以来の日本の中国大陸政策に及びました。この間、横須賀の戦艦「三笠」を見学したり、横浜転勤になる前に横浜中華街を散策したりしました。

新しい会社の仕事で長崎には既に3回ほど出張しました。長崎は江戸時代には出島の存在によって鎖国日本における唯一の海外との窓口でした。その後の長崎の海外との繋がりの重要性は継続しました。日本と海外の国際電報は長崎の電報局を経由して行われました。長崎には電信海底ケーブルが陸揚げされました。まだ飛行機が活躍するまで大陸との航行は長崎を基点に行われました。そういう事もあってプッチーニは長崎を舞台に「蝶々婦人」を作曲しました。

会社の仕事上での繋がりが、自分の興味と絡み合っている事は非常に有難いことだと思っています。
11月01日(日)
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