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Kenの日記
by Ken
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■ナームラージャの勇姿

スリランカのコロンボで2月8日・9日に「ナーム・ペラハラ」がありました。「満月の日」は「仏陀」が悟りを開いた日とされ、スリランカ国内の有名な寺院で順番にお祝いが行われ、大きな寺院の場合には数十頭の象の飾られた像を中心とした夜のパレードが行われます。スリランカの夏の風物詩の「キャンディのエサラペラハラ」が最も有名ですが、首都コロンボの中心にある「ガンガラーマヤ寺院」の主宰する「ナーム・ペラハラ」も都会のペラハラとして人気を集めています。
パレードのために全スリランカから多くの「象」がコロンボに集結するわけで、大都会のコロンボに多くの象が一週間位滞在するには広い場所が必要です。ということで、この時期コロンボ市役所に近い「ビクトリヤ公園」は象の休憩場所に早変わりするのです。
ガンガラーマヤの寺象のナーム(ナヴァム)は、ルアンラージャの跡を継いだペラハラの主役です。つまり「仏舎利」を納めた「カスケット」を背中に積んでパレードの中心を行進するのです。冒頭の写真はその勇姿です。このナヴァムは左右の牙が交差していて少し可愛そうなのですが、非常に立派な体格をしているので見栄えがします。コロンボ市内のガンガラーマヤに行くとナームの勇姿を何時でも見ることができます。
02月10日(火)
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