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Kenの日記
by Ken
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■中山市の孫文故居記念館訪問
そのような「孫文」の革命運動に対する「日本人」の支援活動に関することも少ないながらキチンと展示されています。これは避けて通れない歴史的事実なので中国でも評価されています。日本人を評価している展示は現在の中国でも数少ないものではないでしょうか。辛亥革命以降中国への侵略によって日本は大分迷惑(この言葉は田中元総理の発言で中国から反発を買いましたが)を掛けましたが、梅屋庄吉、山田良政・純三郎兄弟、宮崎虎蔵などの文字通り「献身的」な支援によって孫文の活動が支えられたのでした。
「孫中山故居記念館」記念館見学の後珠海市に戻り昼食を食べてから横琴の入管に向かいました。「温」さんに案内してもらった「飲茶」のレストランは「金悦軒」というレストランで珠海市でもおいしいという評判なのだそうです。ひろいレストランフロアは多くの客で賑わっていました。ここで食べた「飲茶」は本当に美味しく「飲茶」の魅力を存分に楽しむことができました。
注文した「茶」はウーロン茶ですがいつまでも美味しく料理にぴったりでした。これは茶葉もさることながらレストランの店員さんがタイミングよく茶碗につぎお湯を足してくれたからと思います。「温」さんによると広州の「飲茶」は素材の良さとバランスにあるということでした。香菜を上手に使って複雑で上品な味に仕上がっています。食事と一緒にアルコールを飲んで味覚を鈍らせるのが勿体なく思えました。それなので「飲茶」なのだと実感しました。
広州人は一般的に「アルコール」が弱いのだそうですが、食事がこんなに美味しくて、まるいテーブルを囲んで楽しく時間が過ごせるならば「アルコール」の出番は無いように思えました。
横琴入管から中国を出てマカオに戻りました。マカオ側にはカジノの送迎バスが待っているのでそのバスを利用してホテルに戻りました。マカオのコタイ地区は横琴入管と目と鼻の先の距離にあります。付近は新たなカジノ建設のための工事が幾つかの場所で進められています。5年もすると物凄いカジノ地区に変身するでしょう。
マカオからフェリーに乗って香港に移動しました。現在珠海を横断する香港−珠海高速道路を建設中です。これができると中国大陸と香港の距離は更に近くなります。但し、香港・マカオでは自動車は左側通行、中国国内は右側通行です。高速道路を接続するとこれを上手に連結しなくてはなりません。
香港サイドのフェリー発着場所は香港島西側の「上環」です。ホテルはその近くに確保したので歩いてホテルに向かいました。この地区は下町で香港ローカルのレストランが多いので食事を楽しむには絶好の場所だと思います。
05月04日(土)
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