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日々の暮らし
by nagomu
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■?8つ
飯田橋に最近出来た「ぼ○ぢゅう」に行った。
小洒落た鉄板焼の店といった雰囲気で、ゆったりとしたテーブル配置、シックな木目調の内装、暖色の間接照明。
大阪のあの雰囲気とは540度くらい回って正反対なので、あの猥雑さを愛するならば、そこはちょっとした異空間だ。
なんなんタウンの地下と同系列とはとても思えない。

でも、東京用に気合い入れすぎて滑った吉本新喜劇を見るような…そんなもの悲しさがある。何となくね。

ちなみにゆったりしているのは雰囲気だけじゃなく店員も同様で、生レモンサワー(客が絞る)とグラスビールが出てくるのにオーダー後10分以上、同時オーダーのお好み焼きが出てくるまでにはそれからさらに15分以上掛かった。
ちょっと遅い?

忙しそうではなく店の電話で話しながら大股で店内を横切って外に出ていく店員がいたりする。
あんまりマナーが良くない?

お好み焼きの臭いを払底するためか空調が強い。
お洒落のためにはこれも仕方ないかと思っていたけれど、お好み焼きに掛かった薄削りの鰹節が吹き飛んでいくに至って弱くして欲しいと頼んだところ、設備上できないとの返事が。
仕方がないので、鰹節をコテで押さえながら口に運ぶ。
ちょっと辛い?

ここではお好み焼きはジャンクではなく「職人が焼き上げる本場大阪の味」。
綺麗な真円を描いた三種ミックス月見焼1400円也はステーキのように鉄皿のままで鉄板に並べられた。
気のせいか、ちょっと小さい?
満腹感を求めるなら大盛りにすべし。
東京だからというのもあるだろうがかなり割高かな。

お腹いっぱいにならなかったので追加で一品物を2品頼む。
牛タン炙り焼きは空調であっという間に冷え冷えになったので鉄板で焼き直してみた。
ししゃもは2匹出てきた。これも焼き直す。とりあえず、この店でししゃもは勧めない。

そしてあと1品残して30分近く待たされる。
閉店まであとちょっとだけどどうなってるの?
客は私たちを含めてあと2組。ラストオーダーと言われてから久しい。
さすがに焦れてオーダーは通っているか聞いてみた。
「オーダーは通ってましたが品切れですのでございません」との返事が。
品切れならそうと言ってもらえればいいが、客を放置した挙げ句に
こちらから訊ねて品切れました残念でしたねと言うんじゃ、ゆっくりにもほどがありますよね?と言うような趣旨を告げる。
…と、泡を食ったように別の店員がやって来て、やっぱりあったから出せる、ただにするとのこと。

振り切って出ていく気合いもなくお気遣いはありがたく頂きましたが、
冷たいと熱いがまだらな不思議な豆腐プリンでございました。これも?一つ進呈。
これにお金払えと言われたら嫌かも。
会計時、何とも言わないうちから「お客様お会計は現金でよろしいですよね」と、いきなり念押し形だったのも「?」一つ。
じゃあカード使えるって書かないほうがいいんじゃないかな。

どの品も、さっさと出してもらえれば気持ちよく美味しく味わえたろうに、
お好み焼きをフランス料理のフルコースみたいにもったい付けて出されてもね。

もう何だか疲れた。大阪の看板に惹かれて入ったのが間違いだったんだろうな。

02月18日(金)
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