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日刊・知的ぐうたら生活
by schazzie
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■8月の 「BOOK CLUB」
今年もとうとう8月にもなってしまった。月初めは、ブッククラブの課題を出さなければならない。これが難問。

課題にしてしまうと、他の人は、べつに読もうが読むまいが好きにできるから、課題だからといって構えることもないのだが、やっている本人だけは、「何があっても読まなくてはならない」という状況だから、途中で放り出したくなっても、できない。これが非常に苦しい。

自分で選んでおきながら、そういう言い草は何事かと思うが、内容を知らないから読んでみようかと思うのであって、知っていれば、好き好んで取り上げることもないのだ。

というわけで(って、べつに結果を出してるわけではないのだが)、ちょっと辛い作品が続いたので、8月は「夏休みだぞ〜!」って感じのする(どうだかな?)フィリップ・ロスのデビュー作でもいってみようかと。

でも、これはいい加減に選んだわけではなく、2000年に発表され、翌年のペン/フォクナー賞を受賞した、ロスの小説を映画化した『白いカラス』の評判がいいので、興味が持てるんじゃないかと思ったのだ。

フィリップ・ロスの作品は、青山先生も数点訳されているし、「現代アメリカ文学作家リスト」にも入れているのだが、1冊も読んだことがない。この機会に、1冊読んでおこうかと。

ロスはまだ生きているし、これって古典?という感じもあるが、今後、20世紀の現代の古典と言われているものも入れることにしたので、そのあたりは臨機応変。でも自分の好きな作家を選んでしまうと、義務感にかられて、楽しんで読めなくなるから、本当は心待ちにしていたカルヴィーノにしようかと思っていたのだが、やめておいた。(^^;


■ 8月の「BOOK CLUB」 課題 ■

『さようならコロンバス』/フィリップ・ロス
文庫: 183 p ; 出版社: 集英社 ; ISBN: 4087600025 ; (1977/05)

カバーより
真夏のプールサイドで出会った二人は、次の日プールの底でぶくぶくあわ立つ接吻をかわしていた。ニューアークの高級住宅地に住む女子大生と下町の叔父の家に下宿する貧しい青年の恋。空虚なアメリカの反映のなかにうまれた、若々しくはりつめた恋の物語を、甘やかな抒情とペーソスでとらえた青春の自画像。
●邦訳が絶版のため原書でも可

『Goodbye, Columbus』/Philip Roth (著)
ペーパーバック: 288 p ; 出版社: Penguin Books Ltd ; ISBN: 014028267X ; (1999/02/25)

<ウェブ上の作家・作品に関する記事>
●米文学探訪・#09 さようなら コロンバス
●みそしる・> アメリカ > フィリップ・ロス
●American Literature on The Web・フィリップ・ロス(作品一覧)
●はなまる蔵書・『さようならコロンバス』
08月01日(日)
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