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日刊・知的ぐうたら生活
by schazzie
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■『銀河ヒッチハイク・ガイド』ほか
わざわざ配送予定をずらしてAmazonにオーダーした本が、まとめて一気に届いてしまった。このところ予定通りにいかないので、面食らうことが多い。

『銀河ヒッチハイク・ガイド』は、先日BOOK・OFFで邦訳を買ったのだが、全5巻のうち、続編は『宇宙の果てのレストラン』しか出ていないようだし、それも入手不可のようなので、原書のコンプリート版を見つけたついでに、思い切って買ってしまった。大判のハードカバーで厚さも8センチくらいはありそうなもの。この本はファンタジーやSFのジャンルでは有名なものらしい。でも、いつ読むんだろう?(^^;

SFにはまっていた頃に、ナンセンスSFというのが流行った時期があって、日本のものでは筒井康隆の『虚構船団』などを読んだが、不条理なドタバタSFという感じで好きではなかった。『銀河ヒッチハイク・ガイド』もその線かもしれない。個人的にはナンセンスものはユーモアとは思えず、ちょっと引いてしまうのだが、コンプリートで値段も安かったので、持っていても損ではないだろうと思ったが、届いてみたらあんまり大きくて分厚いので、もしかして邪魔かも?という感じ。ただ、お薦めされたというのもあるが、ナンセンスものを日本語にするとだいたいが失敗に終わるものだから、原書で読んだほうがきっと面白いに違いないと、前向きに考えてみる。

トールキンの『シルマリルの物語』は、これまで上下2分冊だった。新版で1冊にまとまったので、これを機会に購入。シルマリルの原書もバーゲンで買ってあるが、正直言って、これを原書で読むのはだるい。

デュマの『ダルタニャン物語』も全11巻という大長編。友人が第10巻目の『鉄仮面』(友人が読んだのは他の出版社から単発で出ている『仮面の男』)を読んだが、やっぱり最初から読んだほうがいいと言っていたので、1巻目が面白かったら、月に1冊という予定で揃えていくつもり。今の時点でこれにはまりたくはないのだが、デュマは好きなので、読み始めたらはまりそうだ。だからずっと後でもよかったのに・・・。(--;

それと『ソロモン王の洞窟』は、児童向けの短縮版では納得できないので、ちゃんと読んでおきたかった。続編も頼んである。映画「リーグ・オブ・レジェンド」には、主人公アラン・クォーターメインの『ソロモン王の洞窟』以外の他の話も混じっていて、それが一体どういう話なのだろう?といたく興味を引かれてしまったのだ。たしかにオーウェルの言うように、バカバカしいのだが。

◆参考:[ジョージ・オーウェルの選ぶ「バカバカしい本」]

バカバカしい本で、それと「共に」笑うというより、それ「を」笑いたくなるような、そもそも作者自身でさえ本気では考えていない本だが、実際面白い本。

・コナン・ドイル『シャーロック・ホームズ』
・H.R.ハガード『ソロモン王の洞窟』
・ブラム・ストーカー『ドラキュラ』
・『逆も真なり』
・『ヘレンの坊やたち』

ちなみに、現在読書中のキム・ニューマンの『ドラキュラ紀元』は、オリジナルの『ドラキュラ』の作者ブラム・ストーカーまでが本の中に登場し、ドラキュラ伯爵がヴィクトリア女王と結婚し、世界に君臨するという「バカバカしい」の二乗といったような本。怖いというより笑える。しかし、オーウェルの言う「バカバカしい」は、ナンセンスとは違うし、ユーモア小説という意味でもない。


〓〓〓 BOOK

◆Amazonから

『The Ultimate Hitchhiker's Guide』/Douglas Adams \1390
『銀河ヒッチハイク・ガイド』の原書。コンプリート版で、以下の作品が入っている。
「The Hitchhiker's Guide to the Galaxy」
「The Restaurant at the End of the Universe」
「Life, the Universe and Everything」
「So Long, and Thanks for All the Fish」
「Mostly Hatmless」
Plus Bonus Story─「Young Zaphod Plays It Safe」
『Dubin's Lives』/Bernard Malamud \1392
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