ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■ポケマネゲットだぜ。
先日、息子・タク(10才)が参加したポケモンカードの大会のことは過去の日記に書いた。

僕は単なる付き添いで、タクがカードバトルしている間は酒を飲んだりしてヒマを潰していたが、ここに足を運んだ者にしか手に入れられないポケモンカードを何枚か手に入れた。

まずは来場者全員にもらえるピカチュウのポケモンカード。これは単なる付き添いで酔っ払いである僕も貰えた。

そしてカードバトルに参加し、勝つとポイントが貯まり、そのポイントにより貰えるポケモンカード。

これはタクのそこそこの活躍によりもらうことが出来、土日2日間の大会で多くの特典カードをゲットすることが出来た。

大会後、そのカードを

「早く売ってきてよ」

とタクが言う。このような会場限定カードはわりと高く売れることを知っているのだ。これも過去の日記に書いたが、参加者全員に貰えるピカチュウのポケモンカードを

「ピカチュウカードを集めてるんですが、カードパックひとつと交換してくれませんか?」

と、そこら中の参加者に声をかけ、回収しようとする輩が何人もいた。僕は声をかけられるたびに

「転売屋には売らないよ」

と追い払ったものである。そう、彼らは転売目的でこの会場限定のカードを集めていたのだ。彼らが交換しようと差し出してくるカードパックはコンビニでも買える160円かそこらのもの。しかし会場限定で貰えるピカチュウカードはすぐさまヤフオクで売ればうまくいけば2,000円ぐらいの値がつくだろうというプレミアグッズなのだ。

ましてやある程度バトルで勝たないと手に入らないカードはもっと高いだろう。

あいにく僕はヤフオクで売るようなめんどいことはしていないが、カードショップに売ればヤフオクほどではないがそこそこいい値段で売れるだろう。なのでタクは売って来いと僕に言うんである。なんて現金な子!

ポケモンカードの売買をしているお店がいくつもあるのは秋葉原だ。じゃあ売りに行くかと腰を上げた土曜日の朝、

「タクも一緒に行く?」

と誘ったら

「は?なんで?めんどい!」

あっさり断られてしまった。まさに「立ってる者は親でも使え」を地で行くおそろしい子!いくら朝立ちしてたからって。

「ふん。じゃあ大人しく留守番しろよ。宿題やれよ。ピアノやれよ」

ばばんばばんばんばんばん、とドリフのような捨て台詞を吐き、子供達を家に残して秋葉原に降り立った。ただ子供の遣いになるのはまっぴら御免なので

青島食堂
子供達に内緒でうまいラーメンを食ってやったぜー!

秋葉原の有名ラーメン店、青島食堂。麺。ムチとして僕好みのもの。汁。生姜の香りが食欲を刺激する。ウンメエエッ!思わず声を上げそうになったほど。完飲。以上レポっす。

へっ。帰ってから子供達に食わせる昼飯はせいぜいカップラーメンだぜ。そんな感じで腹ごしらえした後ポケモンカードショップに向かった。

話はポケモンから逸れるが、カードショップ近辺はメイド喫茶やらメイドマッサージやら、やたらと目移りする可愛いメイド姿の女の子が路上で客引きしている。なので

「メイド喫茶です。よろしくお願いしまーす」

「メイドリフレでーす」

などとお勧誘してくるカワイイ女の子の誘惑から逃げなければならないのである。僕のようなおっさんはホイホイメイドについてってしまいがちなので要注意だ。

ポケモンカードショップが入っているビルも、上下階にメイドマッサージやらメイド耳かきやらが入っている雑居ビルで、ビルの入り口やエレベーターホールなどに貼ってある色っぽいチラシの誘惑を振り払いつつエレベーターで昇りカードショップへ。

ショップの中はだいたい絵に描いた様なオタッキーな老若男女(「女」を除く)で溢れていて、ちょうどショップ主催のカードバトルが行われていた。上下階がメイド系のお店で挟まれているというのにここだけ女っ気がまるでない。たぶん童貞率ほぼ100パーだろう。


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12月01日(火)
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