ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■としまえんでプール納め。
土曜日、ウチから程近いとしまえんのプールに行くことにした。この週末でもう今年のプール営業が終わるからである。
それはいいんだけれども、
「ところであそこ、蚊が多いよね」
「そりゃ『水と緑の遊園地』ってキャッチフレーズだし、蚊にとっても遊園地っしょ」
「代々木公園だけかと思ったら新宿中央公園もみたいね…」
「だんだんこっちに近づいてくるね…」
というデング熱的な不安があり嫁とヒソヒソ話していたが、子供達も行きたいと言うし、
「まあだいじょぶっしょ」
軽いノリで決行した。
ここのところずっとあまり天気が良くなかったせいか、プールの水は結構冷たかった。しかし娘・R(11才)と息子・タク(8才)は朝起きた時から
「暴れたい」
と言っていただけあって、猛然と水の中に突っ込んで行った。若いなあ…。
波のプールではいつもよりたくさんの監視員が水際に仁王立ちし、厳重な警戒がなされていた。
「溺れる事故でもあったのかね?」
嫁と首をかしげていたが、どうやらちょうど午前と午後に10分間ずつしか行なわれない大波タイムであるという。そういえばいつもより波が高いような気がする(波が高くても人が多くて打ち消されてしまってるような気がしないでもない)。乗るしかない!このビッグウェーブに!と遊んでいたら
「流れるプールに行きたいよー」
あっさり飽きたR。キミもノリにノッってるノリノリガールになろうぜと言ったがイヤだとのことで。一方嫁とタクは腹が減ったとのことで、じゃあゴハンにしましょうか、と。
嫁は「ばくだん焼き」というお好み焼きとたこ焼きの合いの子みたいなジャンクフードで、Rは焼きそばでタクはラーメン。で、僕はどうするかなあ…と考えた。としまえんに限らずこういうところのゴハンは大抵ひどいものが多いし、としまえんは何十回も来てるので実際ひどいのはよく知っている。さて…、と売店をひやかしていたら、

なんと、ボンカレーが売ってるー!

「ボンカレーはどう作ってもうまいのだ」
というブラック・ジャックの格言のとおり、としまえんのラーメンとか食べるぐらいだったらずっとこっちの方がいい、ということで買った。バイトの女の子がレトルトパックをあっためてゴハンにかけてくれた。特にとしまえんなりのアレンジをしてくれるわけではない。そのまんまである。
ボンカレーを持ち、嫁子供達のところに戻ったら
「カレーだ…!食べたい!」
Rとタクにほとんど食べられてしまった。やはりボンカレーはうまいのだ。

食べ終わった後はまさに水を得た魚で流れるプールだの子供用のプールだのとにかく泳ぎまくって暴れまくってプールが閉まる5時までいた。それから
「乗り物も乗りたい」
ということで急いで着替え(乗り物は6時までである)、「サイクロン」というジェットコースターの列に並ぶ。僕らのようなプール上がり客で混んでいたのだ。
「おやつ食べたいー」
またもや腹減ったとのことで、並んでいる間におやつとしてマリオンクレープを買い与える。としまえんにはプール内も合わせるとマリオンの売り場がみっつぐらいある。なので来るたびについつい食べてしまうのだ。
Rとタクは2回、ジェットコースターに乗った。もう少し他の乗り物にも乗れれば…と思ったら既に閉園時間で、スタッフが閉園の案内をしていたのでもう並べなかった。
「うん、じゃあもういいっか。帰ろう」
区切りよく子供達は満足したようで、出口に向かった。

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09月10日(水)
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