ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■クロールと逆恨み。
土曜日、小学校が「開放授業」ということで、わが子の授業の様子を父兄も自由に見れる日だった。
しかし先日も授業参観があったばかりで、それと何が違うんだかよく分からず、そう思う人が多いのかあんまり来る人がいない。去年行った時は教室に父兄は僕しかいなくて子供達から思いっきり注目されてしまったものである。授業参観って子供が緊張するものだと思ってたが親になってまで緊張するとは思わなかった。
なので今年はどうすっかなーと思っていたら
「パパ、ボクはプールだから見に来て!」
息子・タク(8才)が見に来いと言う。なるほど、水泳の授業参観ってレアだなあ…と思い、行ってみることにした。来てくれと言われるうちが華である。何故ならば、娘・R(10才)の授業も見に行こうかなー、と言ってみたろ
「こないで」
やっぱり拒否されてしまって悲しい。以前の授業参観の日記にも書いたが、そういうお年頃なんである。
「なんでよ!」
と食ってかかったら嫁に
「そういう年頃なのよ。思春期なのよ」
したり顔で言われてしまった。うるせーRが思春期ならお前は更年期だ、と逆恨みしたものである。
さて、とりあえずタクの授業を見に行ってみると、プールの外からフェンス越しに眺めている10人ぐらいの父兄がおり、とりあえずぼっちじゃないことに安心する。その中で唯一の知り合いであるPTA会長がいたので軽く会釈。タクを探していると、程なくプールサイドから上がって来た姿を見つけた。タクも僕も見つけたようで
「寒いんだよう」
なるほど、唇がかなり藤木(ちびまる子)になりながらもクロール25メートルを繰り返し泳いでいた。そうか。寒いか。親達はカンカン照りの下、汗だくだというのに。この授業で面白かったのが、先生が
「流れるプールしますよー」
と言うと、みんなプールの中に入り、へりに沿って一斉にぐるぐる歩き出すんである。すると結構な勢いの水流が生まれてきて
「はい、泳ぐー」
「キャー!」
「こんどは流れの逆に泳ぐー」
「うわー!」
めちゃくちゃ楽しそうで、僕も入りたかった。これ、僕が小学生の時もやって欲しかったなあ。
やがてプールの授業は終わり、みんなキャアキャア引き上げて行った。プールに更衣室はなく、教室で着替えるらしい。僕はタクの濡れた頭でヘッドバットされながら一緒に教室まで戻った。どうやら男子はこの教室で、女子は隣の空き教室で着替えるらしい。
みんなが着替え終わるまで廊下で待ち、貼られている絵の作品などを見ていたら、女の子がひとりするするっと着替える教室を間違えて入ってしまった。すると中の男の子たちから
「へーんたい!へーんたい!」
と一斉に変態コールを浴び追い出されていた。懐かしいなあ、こういうノリ。
こないだの授業参観の時は、Rの学年には授業中なのにふざけたりする問題児っぽい子がいたが、タクの学年にはそういう子はいなかった。辛抱強い子が多いんかね。
石の上にも3年生。なんちて。
なんと、この日記には続きがあります…また明日。
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07月15日(火)
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