ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■自称モテ男。
栃木の実家の隣には、可愛い女の子が住んでいる。

息子・タク(7才)と同じ年で人懐っこい。僕らが帰省すると、すっ飛んできて実家の玄関をピンポンする。そして

「遊べる?」

と聞いてくるのだ。娘・R(10才)とも一緒に遊ぶけれども、タクの方がお気に入りのようだ。栃木の母によると、僕らが帰省する時はいつも土日だからか、土曜日や日曜日になると

「たっくんいる?」

僕らがいないのに訪ねて来ることもあるという。そんなにタクと遊びたいのは、同い年だから、というのもあるだろうし、もしかしたら

「タクのこと好きなんじゃないの〜?君はどうだい?」

そうタクをからかってみたら

「ボクは、うーん、そんなんじゃないよ」

あくまでも友達のひとりだ、ということしか言わなかった。タクはラブレターをもらうぐらいはモテる。ちんこもげろ。でもあんまり恋愛感情はまだないようだ。そのくせ

「ボクを好きな女は6人いるんだぜ」

と、いつもモテ自慢をしているのだ。6人というのは、確かにラブレターをもらって現在も仲良しの女の子もいるが、幼稚園の頃にラブレターをもらったが、卒園してからは全く会ってない女の子や、単にタクが

「あいつはボクのこと好きに違いない」

と勝手に思っている女の子も含んでいるので、だいぶサバを読んだ数字なのだ。自意識過剰なヤツである。今回は、法事が終わってから遊ぼうね、と約束をしていたので、法事が終わった午後、その女の子が遊びに来て、キャアキャア仲良く遊んで、その子が帰ってからタクのひとこと。

「ボクを好きな女の子は7人になったよ」

おい、ちゃっかりひとり増やしてんじゃねえ。ホントに自意識過剰なヤツだなあ。

そして夕方、お風呂に入ると、先程の女の子とそのお母さんの声が聞こえてきた。お風呂とお隣の庭がすぐ近くなので、多分庭に出て何かをしているのだろう。ところがそれを聞いたタクは急に警戒しだして、

「きっとボクのちんこを覗きに来たんだよ!」

「んなわけないだろ!」

まったくもってホントに自意識過剰だなあ。一体その性格、誰に似たんだろ。僕だろうか。いや、僕は自意識過剰ではない。

敢えて言えば自慰過剰。なんちて。

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09月27日(金)
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