ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■いたばし花火大会。
板橋の花火大会に行って来た。
ここは去年も行ったのだけれども、息子・タク(7才)が観ている途中で
「飽きた。帰りたい」
とか思いっきり興醒めなことを言っていたので、今年は観るつもりはなかったのだった。しかし
「Rは今年も観たいの!」
という娘・R(9才)の熱望と
「今年はたぶん飽きないから!」
タクのあまり当てにならなそうなお願いによりレッツラゴー。池袋から埼京線に乗り換えると既に激混み。ただ通勤ラッシュと違い、浴衣の女の子が多いため、
「浴衣満員ムラムラ電車」
みたいな企画物AVのような独特な雰囲気である。浮間舟渡駅で降りると、駅前のスーパーマルエツが食べ物や飲み物を売っている。テキヤとかよりここで買うのが安くて美味しくてオトクなのだ。なのでヤキソバやら焼き鳥やらとうもろこしやらジュースやらを買い込む。
会場の荒川の土手に着いて場所を確保し、腰を落ち着けるとRとタクが思ったよりガツガツ食い始めたので、
「足りないからそこの屋台で買おうか…」
ということでテキ屋じゃなくて花火主催者側的な人達がやってる屋台の唐揚げと餃子とヤキソバを買って食べさせたら
「う…なにこれー!」
これがことごとくRもタクも吐き出す程のまずさで。全部塗料みたいな臭いがひどい。油が悪いのだろうか。もうあそこでは買わん!マルエツサイコー!
花火が始まると今年は本当に飽きなかったようで、タクは大はしゃぎであった。もののあはれを理解し始めたのだろうか。

「花火を手で掴みたい!」
ヤケドするぞお前。

Rはタクとは対照的に静かにウットリと鑑賞していたが、あまりに静かすぎて、寝てるんじゃないだろかと思って
「R」
と呼んでみると
「ん?」
鼻の穴に指を突っ込んでハナクソホジホジの真っ最中であった。しかも両穴。ダブルハナクソほじほじ。スッパマンか。
「せっかくカワイイ浴衣着てるんだからやめなさい!」
いくつになっても治らないこの癖。嫁も花火を堪能していたようで
「うわー鳥肌立っちゃったー」
とか言いながら焼き鳥食っているものだから、そーっと写真を撮ってやったら
「あ、今の油断してたから顔作ってなかった!今のナシ!」
もの凄い勢いで画像を消されそうになった。プレビューしてみたら、確かにでぶやがうっまそうに食ってる時の、顔面土砂崩れの表情によく似ていた。
花火は去年と同様、ポケモンの花火も出たりしてふたりとも大喜び。

モンスターボール花火。

ピカチュウ花火。去年と同じで、西原理恵子が描き殴った感じ。
「たのしかったー」
「またみたいー」
と大変ご満悦だったようで、飽きることなく最後まで花火に食らい付いていた。
帰りの電車はまたギュウギュウで、もう子供達にとっては遅い時間帯だったこともあり、
「ねむいようー」
「おふろはいらないでねたいようー」
眠くなってしまって神経が逆立っており、ちょっとでも触れただけで
「Rちゃん、さわんな!」
「しょうがないでしょ!ちょっとぐらいで」
いきなりケンカが勃発する勢いになってしまっていた。
花火の後に火花が散るってか。
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08月04日(日)
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