ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■髪を切った娘に。
娘・R(9才)が髪を切りたいと言ってきた。

いいですなー。髪を切った私に、違う人見たいとーって松田聖子か!でも季節的に夏の扉を開けてーって感じではある。

嫁もRの髪が伸びてきたから短くしたいと言っている。

「どのぐらい切ってもらえばいいかね?」

僕はRをセレブな美容院(実は1,000円床屋)に連れて行く気だったのでそう聞いてみたら

「ギリギリ後ろで結べるぐらいの短さ。前はぱっつんでいい!めんどいから」

そんなことを言う嫁であった。結局僕は用事があったので嫁が連れて行って、戻って来たら本当に前髪がぱっつんになっていた。

「Rちゃん、パッツンカワイイねえ」

と見とれていたら照れたのか顔を伏せてしまった。

「えー、ちゃんと見せてよう」

「やーだ、パッツン、はずかしい」

いつの間にか女の子らしい恥じらいを身に付けているではないか。

「かしゆか(Perfume)だってパッツンでカワイイじゃないか」

「かしゆかとRはちがうもん」

「そうだねー。違うねー。Rの方がカワイイもんねー」

Rが顔を上げてもらうためにとにかく褒め倒していたら、だんだん効いてきたのか、少しだけ顔を上げてこちらをチラッと上目遣いで見た。そしてまた伏せてしまった。

「なんで見せてくれないのー!」

「あのね、ふつうにしていて、それでたまたま見えた、っていうのならいいの。でもずっと見られると恥ずかしいの」

なんだか抱き締めてやりたいぐらい可愛くて仕方がなかったのだが、照れ照れRを落ち着かせるためにここは一歩引くことにしよう。

わっかいむすめが、ぱっつーん。

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06月14日(金)
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