ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■おじんの星2。
おやじソフトボール試合日記の続き。
嫁と子供達が見に来ていたが、すぐそばのプールで泳ぐんだ!と行ってしまった。
僕らの第2試合までには戻るとは言っていたものの、進行が早いのもあり、戻る前に試合が始まってしまった。この試合、僕は8番ライト、すなわちライパチ、思いっきりミソッカスポジションで出してもらった。
そしたらアータ、2打数2安打だわ、守備もエラーないわで、みんなに
「どうしちゃったの」
と言われるぐらいまぐれ当たり。終盤まだ出てない人と交代したのでまたベンチに引っ込んだら、測ったかのように嫁と子供達が戻って来た。
「ヒット打ったんだぜ」
そう言っても信じてくれない家族であったが、
「どうしてもっと早く来なかったのー!!パパヒット打ったんだよー!」
みんながツッコミを入れてくれた。その後タクは昔学芸会で使っていた金色のポンポンを取り出し、
「フレーフレー、おやじ!」
チアボーイとなり応援を始めるではないか。
「あのポンポン、わざわざ持って来たのか?」
生暖かい目で見る嫁に聞いてみたら
「うん」
だと。別にパパの試合など見たくないとか言ってたくせに、何故そういう用意をしてるんだ。単に自分がやりたかっただけなんだろうけど…。
タクの応援もあって(?)2試合目も勝ってしまったため、なんと決勝進出となってしまった。決勝戦はまた1時間後ぐらいだったので、
「私達、まだゴハン食べてないんだよね」
嫁と子供達はまた出て行ってしまった。また戻って来ると言っていたのだけれども、決勝戦の時間が近づくにつれ、雨が落ちてきそうな空になってきたため、
「そのまま家に帰った方がいいかもよ」
とメールをしたら
「わかった!がんばって!」
という嫁のメールが返ってきた。それが後で悔やむことになったのだが…。
そして決勝戦。みんなここまで勝ち上がるとは思ってなかったけれども
「ここまで来たなら勝ちにいくぞー!」
と、本気の勝ちパターンで決勝戦に臨むことにしたため、僕はまた補欠となった。
試合は3連投となった我がチームのエースがさすがに疲れを見せ、1回でいきなり9点も取られてしまった。ただその後はピシャリと抑え、逆にウチも1回、2回、3回に2点ずつ返し、ジワジワと点差を縮めた。
しかし時間制限のルール上、4回で最終回となってしまった。なので、もう無理かなーって感じになったので
「じゃあ出てない人は出てー。代打代打ー」
ということで僕が先頭打者となった。そしたらまたヒットを打ってしまって、その後の人達も連打連打で、点が入って追い上げる。
出てない人も全員出て、とっととアウトになるだろうけど、みんな頑張った、オツカレーって感じで終わろうとしていたのに、あわよくばサヨナラ勝ち、というところまで来てしまったので大盛り上がり。ところが悲しいかな、
「試合終了ー!」
2点ほど返した時点で時間切れとなってしまった。60分を過ぎた時点でぶっつりと終わってしまうルールなんである。
負けたとはいえ、あわや大逆転の勢いのまま終わったのでみんな勝ったも同然の喜びようで、
「だからなんで家族いないのー!」
やっぱりまた僕はからかわれたのだった。
夜はお疲れさん会で飲み。
昼は補欠だけど夜は4番バッターになりたいなあ。
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05月24日(金)
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