ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■なめこ再び。
仕事からの帰り道、通りかかったゲーセンでは

こんな感じで「なめこ」のやたらデカイぬいぐるみがUFOキャッチャーに入っていた。娘・R(9才)と息子・タク(7才)が大好きなキャラである。僕はどうしてもカワイイとは思えないのだが、僕の性的な意味の息子に形が何となく似ているので、最近はだんだん他人とは思えないようになっている。
コレを獲ってったら喜ぶだろうなあ…と思いつつ、まあ試しに、と100円入れてみてやってみたら、思いの外アームが強くてイケそうな感じだったので、500円玉を入れてみたら300円で取れてしまった。昔はこうしてよく獲ったもんだが、半分以上は嫁に捨てられてしまった…。
そう。嫁である。嫁も僕同様、子供達が「なめこ」を可愛がる感覚をビタイチ理解していない上、ちんこも持っていないため親近感もない。
家に帰ると全員寝ていたのでとりあえず「なめこ」を袋からゴソゴソと出してみる。もちろんなめこ剥き出しで電車に乗って帰って来たわけではない。
「おめでとうございまーす!」
やたらとテンションの高いゲーセンのお姉ちゃんが大きな袋に入れてくれたのだ。おじさんのなめこも入れてみるかい?と言いたくなるほどカワイイ子だった。

どーん。
話を元に戻して、冷静になって改めてまじまじと見るとやっぱでかい。こんなデカイのどーすんの!と嫁に怒られるよなあ…。ま、とりあえず明日の朝起きてから考えるか、と寝た。
翌朝、ふと目が覚めると既にタクが起きていて布団の中でモソモソとしていたので
「むこうになめこがあるよ…」
と教えてやると
「え!」
と叫んですっ飛んで行って、
「でけー!」
速攻で巨大なめこを抱えながら戻り、なめこごと布団に飛び込み、まだ隣で寝ている嫁に
「ねえ見て見て。こんなにおっきいなめこだよぉ」
なめこをぐりぐりと押し付けた。しかし嫁が思いっきりノーリアクションだったため、
「ママ元気ないの?」
と心配そうな声をあげる。さすがに無視できなくなったのか、嫁は
「いやほら、ママ、なめこって全然わかんないしさ…」
すっごいドン引きした感じで答えていた。
「ボクねえ、きょうなめこと一緒に寝るー」
更にタクが独り占め宣言をすると
「やだ!Rと一緒がいいの!」
遅れて起きたRと争奪戦が勃発した。
「フトンが狭くなるからやめてええええ」
嫁はタクは一緒のフトンで寝ているので、そこにあの巨大なめこも入ってきたらたまったものではない、と悲鳴を上げた。そして僕が獲ってきたことに対しては
「馬鹿じゃないの?」
普通の大人ならそう思うであろう、至極真っ当な感想をもらってしまった。一方Rとタクはすみやかに協定のようなものを結び、公平に遊べるようなにやら取り決めをして仲良く遊び始めた。基本的にRがおねえちゃんなので一歩引いて若干タクのわがままを聞いてやっているである。いい姉だ。
そんなわけで、「なめこ」がまたひとつ我が家に増えてしまった。「なめこ」って…名前といい、形といい、エロそうでエロくなくてやっぱりエロいような、常に奧に隠れたエロさを感じている次第である。

ちなみにこれは昔見つけた「やまとなめしこ」というエロス店舗である。
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03月12日(火)
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