ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■ポテチテター。
息子・タク(7才)もモソモソと起きて

「今日パパ会社休んでよ」

などとムチャ振りをする。

「無理だなー。休んだら明日から一生お休みになっちゃう」

「やったー!」

「そこ喜ぶとこじゃないから」

「パパ歯を磨いた?」

タクの話は唐突に飛ぶ。

「いやまだだけど」

「じゃあアレあげよう。ママー」

タクは嫁に冷蔵庫を開けてもらって何やらゴソゴソと取り出している。そして

「はい、チョコだよー」

昨日もらいそびれた手作りのバレンタインチョコを僕にくれた。見せられるだけ見せられて結局もらえなくていじけてた。ああ、よかった…。しかし息子からバレンタインチョコをもらうとは。別にタクが悪い訳じゃないんだけど、イメージとしては

「パパだいすきえへへ」

みたいに娘からもらうのが一般的であろう。で、この時うちの娘・R(9才)は何をしていたかというと、まだガーガー寝ていた。

更に意外だったのが嫁もチョコをくれたことである。心もお股も開いてくれない嫁、と思っていたが、嫁も好きで僕の好きなロイズのチョコポテチの箱をくれた。基本北海道でしか売っていないのでありがたいことである。

「嫁、ありがとー」

やはり嫁は嫁だった、とお礼を言うと

「1枚だけな」

「ひでー!」

本当に嫁は嫁だった。

「ま、とりあえず1枚ずつ食べようか。朝ごはん前だからな」

タクがチョコポテチの箱をじーっと見ながらワクワクした顔をしていたので箱を開けてポリポリと食べた」

「Rー。早く起きなさい。チョコポテチ食べようぜ」

寝起きの悪いRもチョコポテチのエサがあるとさすがに飛び起きてポリポリ。

「おいしいね」

「うん」

1枚だけ食べて冷蔵庫にしまわれたのであった。もっと食べたかったなあ…。

ポテチが食べられなくてポテチン(故・鳳啓助師匠)。

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02月16日(土)
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