ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
[5183139hit]

■ヘイユー!西友!
娘・R(9才)の傘と息子・タク(7才)の縄跳びの縄と買いに行った。

傘は思いっきり曲がり、縄跳びはグリップが割れ、というそれぞれワイルドな理由による。もちっとモノを大切にしろよ!

そんなわけで近くの西友へ。まずは傘売り場に行く。

「雨降りそうだからなるべく早く決めてね」

とは言ったもののやはり女の子。

「うーん」

と悩みに悩みまくっていた。ヒマなので傘以外の商品でも見てるか…と思い、傘売り場の隣を見てみたらいきなり女児用の下着コーナーになっており、スポーツブラがわんさかた並んでいたのでびびってしまった。

ここにいたら挙動不審者と思われてしまう…と早く離れようとしたが、Rもいつかスポーツブラなんてものを必要とする日が来るのだろうか…でもその時は今日のように僕と一緒になんか絶対来ないよな…と寂しくなった。

だったらいっそのこと今買っちゃおうか、とか訳の分からない考えに至ってしまい、結局スポーツブラとにらめっこしているオッサンになってしまい、警備員とかがすっ飛んでこなくて良かったと思う。

「これにする〜」

Rはのんびり選んでいてようやく決まったようだ。レジに持ってって会計。次はタクの縄跳びのため、下のフロアに移動した。そこに行くまでにはオモチャ売り場を突っ切らなければならず、なんとなくイヤな予感がした。

「ねえねえ!見ていきたい!」

案の定タクがオモチャ売り場から地蔵のように動かなくなってしまったので

「縄跳び買うんだぞ!」

と引きずるように縄跳びを探すと、97円の縄と378円の2種類があった。弘法筆を選ばずとはいえ、

「こっちの方がよく跳べるようになるぞ」

と高い方を買ってやった。安いのだとまた簡単に壊れる恐れもあるし…。そんな親心もタクにはまるで伝わっちゃいなかったようで、僕がお金を払っている間、再びオモチャ売り場にすっ飛んで行ってしまい、

「これやりたい〜」

1回100円のポケモントレッタゲーム(トレッタという、ポケモンのメダルみたいなのがもらえるゲーム)をやりたいのだ、と半分泣きながら必死に訴えるではないか。

「ダメだよ!もうすぐサンタさん来るだろ!」

クリスマスプレゼントはポケモンカードということになっているし、普段だってポケモンカードを買ってやってるのだ。とっとと帰るぞ、と叱ると

「サンタさんがくれるのはポケモンカードだもん。トレッタじゃないもん」

などという理屈をこねて動こうとしない。

「うるさい!お縄を頂戴しろー!」

ついさっき買った縄跳びの縄でくくって、引きずってでも連れて帰りたかったことよ。

クリックしてね!←これだけでもいいので押してね。
ブログランキング・にほんブログ村へ←こちらもできれば。
はてなアンテナに追加
12月22日(土)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る