ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■注射射つべし。
子供達をインフルエンザの予防接種に連れて行くことにした。
僕は既に会社で受けていたが、嫁がそのことについて僕をDISる。
「なんであなただけ!ズルイ!お隣の○○さんのとこの会社は家族も受けさせてくれるって言ってたよ!」
で、出たー!「お隣はいいわねえ」攻撃!
「知るか!ウチの会社は『社員分のワクチン確保するだけで大変だ』って言ってるレベルだぞ!」
話しているとインフルエンザより重い病にかかりそうなのでとっとと娘・R(9才)と息子・タク(7才)を連れて病院に行った。
その病院は小児科のみであったが、余程儲けているらしく、新築したばかりのビルはキレイで、子供向けにファンシーに作られている。プレイルームがあったり、吹き抜けにトナカイの形に刈り込まれた植栽があったり、屋上庭園まである。ついでに受付の姉ちゃんもナースもキレイだ。30分指名付きでいくらですか。
待合室も広く、ちびっ子とその親達でごった返しており大変繁盛しているようだ。しばらくして受付から名前を呼ばれていたらしいが、広くて人も多くてガヤガヤして聞こえていなかった。
「梶林さーん、いらっしゃいませんかー」
という声が聞こえてやっと気が付いて、慌ててハイハイ!います!と手を上げて診察室に入った。Put your Hands Up(プチャヘンザッ)、インフルエンザッ。YO!
診察室ではちょうど注射を打たれた子供達がギャンギャン泣いていた。Rもタクはもう注射を泣いて怖がる年ではなかったが、さすがに注射器を目の前にするとふたりの顔から能天気の笑みはなくなり、ひきつった緊張が走る。
「はーい、じゃあちょっとチックンするねー」
そんなふたりに美人ナースが優しく注射を打つ。ああ、僕もナースにチックンしたい。ナースは手際良く終えると
「はーい、良くガマン出来たねー。エライねー」
と天使のほほえみを投げかけた。ぼ、僕はガマン出来ないッス。
お会計ではふたり分で5,000円。問診ふたりまとめて10秒と、注射2発でごせんえん。なるほど儲けてますなあ…。イメクラのナースプレイの方がおトクながする。帰り道、
「注射泣かないでガマンしたからご褒美買って〜」
タクがとふざけたおねだりをしてきたので
「ふざけんな!」
と一蹴した。注射されてご褒美もらえるならシャブ中は今頃大金持ちさ、HAHAHA。
注射をさせてくれる女の子がいたらご褒美をあげるんだが。勿論性的な意味で。
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11月18日(日)
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