ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■ハロー規定。
再開しました。またよろしくお願いします。
子供たちをサンリオピューロランドに連れて行った。
今月始めに7才になったタクは、現在大ハマリしているポムポムプリンのグッズをプレゼントとして欲しがった。しかしサンリオのお店に行ってみたり電話で問い合わせてみたりしても在庫が殆どなかったため、ピューロランド内のショップなら品揃え最強だし、本物のプリン(の着ぐるみ)にも会えるし…ということで行くことにしたのである。
嫁は行かなかった。なんでかというと
「親ふたりも付いて行くことはない。高いし」
と嫁が家に残ったからである。そういうもんかねえ…。嫁と子供たちは何回か行ったことがあるけれども僕は初めてで、
「こっちだよ!」
ピューロランドがある顔面センター、じゃなかった、多摩センターの駅を降りてからは得意気に道案内するRとタクに先導させてみた。駅からピューロまでの道は正しかったが(といっても誰にでもすぐ分かる)、中に入ってからは結構振り回された。特にRは中途半端な記憶で、昼飯は何にしようか、という話になった時に
「ポムポムプリンのラーメンが4階にあるの〜」
と言うので4階を探しまくったが全然見付からず、実は1階でした、みたいな感じで。この小悪魔め。
早速タク用のプレゼントを物色しようとショップを見て回ると、さすがに品揃えは豊富で、ピューロランド限定のプリングッズもあり、タクは目移りしていた。それでもハローキティやらジュエルなんたらやらシナモンなんとか等と比べると全然少ないほうで、
「プリンは人気投票5位なのに…」(サンリオキャラの人気投票結果が貼ってあり、プリンは5位だったとのこと)
タクはちょっとだけしょんぼりしていた。
タクがどれにするか決めているのを待っている間、
「Rはこれがいいの〜」
Rも欲しいものを持って来てしれっと僕におねだりするではないか。あの〜、今日はタクの誕生日プレゼントを買いに来たのであって、Rは誕生日でもクリスマスでもないし、買ってやる義理はないんですけど!
…と言いたいところであったが、さすがにこれだけのサンリオグッズを目の当たりにさせておいて
「タクは誕生日だからOKだけど、君はダメ」
とバッサリ切り捨てるのもかわいそうかな…と考えてしまった僕は甘いだろうか。だいぶ安いものではあるものの、ひとつ買ってあげてしまった。やっぱり小悪魔め。
ディズニーランドとは違って、ピューロランドは演劇やショーが中心である。アトラクションはイッツアスモールワールド的な乗り物ひとつのみ。子供達は乗り物は2回繰り返し乗り、また演劇やショー、パレードは食い入るように観ていた。楽しかったようである。
演劇の他には、たくさんのキャラが出てくるパレードがあり、それはピューロランドで一番大きなイベントなだけあって魅せるものがあった。ただキティが天井からゴンドラで降りてくる演出は「披露宴か!」と思わずツッコミを入れてしまった。
この日はハロウィンにちなみ、仮装した人は午後3時から入園料がタダになるということで、3時過ぎから変な格好をした人がゾロゾロと入って来た。夕方にもう一度パレードが行なわれる予定となっており、それはアトラクション券を買わずとも観られるので、パレード待ちの人達で大混雑となった。
定番の魔女やらドラキュラなどの仮装が多かったが、
「あ!きゃりーぱみゅぱみゅ!」
とRが叫んだ先には、でっかりリボンを頭に、たくさんのスナック菓子をスカートに付けたきゃりぱみゅコスの女の子が!Rと同じぐらいの年だと思う。この子はその後に行なわれた仮装コンテストで1位になっていた。
かわいいものを見させてもらった…と和んでいたのも束の間、こんどはその真逆な物、すなわちセーラー服を着たオッサンとすれ違い、和みから一気に恐怖のズンドコに落ちてしまった。
二度と目を合わせたくなかったが逆に怖い物見たさでオッサンの背中を目で追っていたら、一瞬Rとタクとはぐれてしまったではないか!幸いすぐ見付かったがとにかくもの凄い人混みなので本当に危なかった。
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10月30日(火)
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