ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■忘れかけのレディオ。
朝、子供達はラジオ体操があるということで付いて行った。

娘・R(9才)と息子・タク(6才)を学校まで連れて行く。夏休みのラジオ体操といえば、僕が子供の頃は毎日あったものだが、こちらは今週の後半だけというユルイ回数。まあ僕らの頃は勝手知ったる家の子供達10人ぐらいだけだったからな…。

会場である学校に行く途中、

「パパ!タオル持って来ちゃった!」

タクが急に青ざめて僕に叫ぶ。タクはタオラーなので、いつもハンドタオルを鼻や口に当ててふんふんしている。それは恥ずかしいことである、と本人も自覚しているようでウチの中と近所のお友達の前以外では決してやらないのだ。

しかしラジオ体操の会場には小学校の子供達がいっぱいいるわけで…」

「別にいいじゃん。ふんふんしてなよ」

ちょっと意地悪して敢えて突き放したら

「やだ!ぜったいやだ!」

と半ベソになったので

「わーかったよ!パパに預けな。持っててやるから」

ということで僕のタオルのフリをした。しかし

「だめ!見えないように隠して!」

タクからは執拗なダメ出しが。どんだけ闇に葬りたいんだお前は。

小学校の校庭には結構たくさんの子供達と付き添いの親がチラホラ。朝礼台の上にはPTA会長が体操のお手本役を。朝から大変だなあ…。

せっかく来たんだから僕も体操していくことにした。子供達のお手本になるよう…と思ったらものの見事に半分以上忘れておった。まともにやったのは何十年ぶりであるとはいえ、夏休みは毎日やってたのに…。結構ショックである。

終わった後、子供達がハンコを貰っている間、会長さんに挨拶して

「僕なんて全然忘れちゃってて」

と言うと

「私も全然覚えてなくてユーチューブ見てきました!」

よかった。僕だけではなかった。

ラジオ体操とNHKの衛星放送はよく似ている…。

どちらも第二があります。

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09月01日(土)
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