ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■髪を切った娘に。
嫁が、娘・R(8才)を床屋に連れて行けと言う。

「髪を切って欲しいんだってさ」

それはいいけれども、先週、息子・タク(6才)を連れて行ったばかりである。

「なんでその時言ってくれないのかなア?」

出来るだけ優しく聞いてみたが

「おかっぱはやなんだって。だから肩に髪が付くぐらいで、後ろで結べるギリギリぐらいで」

どれくらい切るか、を説明するのみで僕の質問には答えないのでまあいいや。Rとお手々繋いで千円床屋に行く。開店直前に行かないとどんどん混み出すので早めに行くことが重要だ。

理容師のお姉さんに嫁が説明したようなことを伝え、切ってもらう。昔、Rがもっと小さい時に美容院に連れて行ったことがある。その時はブラックジャックのピノコのような、ボブヘアーをイメージして切ってもらったのに、出来上がったのはどうみても「ちびまる子」であった。

それでもRは嬉しそうにニコニコ満足していたものだけれども、もうおかっぱじゃヤダとか言う年頃になったのだなあ…と月日の流れを感じながらRの散髪風景を眺めていた。

店内はどんどん客が入って来て、

「うわ、混んでるなあ。どうしようかなあ」

僕のような親子連れも入って来て人口密度が高くなってきたのでちょっと外に出た。するとこの店の隣の建物が解体され、更地になってしまっているではないか。そういえば、ここは昔からあった有名な金物屋だったのだが先日閉店してしまったのである。これも月日の流れだなあ…。

有名だけど閉店してしまった店と言えば、駅前にAKB48をもじった店名のキャバクラであるその店で店名がでかでかと入ったTシャツが売っているというので、僕も面白がって買ってしまった。今着ているのがそのTシャツなのだが、この店も1年ぐらいで閉店してしまったなあ…と、その着ているTシャツを改めてこれまた月日の流れを感じるのであった。

Rの散髪は程なく終わり、ちびまる子になることもなく可愛くなっていて、

「可愛くなったね」

と頭を撫でると嬉しそうにデヘデヘと甘えて来て、そのままお手々を繋いで帰ったのであった。

家に帰ってから何気なくそのキャバクラの店名を検索してみたら

「○○○(店名)のTシャツ着てるおっさんがいた」

と速攻でツイートされていた。なんでもかんでもツイッターのネタにすんなよ!

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07月24日(火)
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