ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■ミゲル、泳ゲル。
としまえんのプールがオープンした。
「木馬の会」という三角木馬マニアが集まる会、じゃなかった、としまえんの年間パスを購入できる会の会員である僕らに案内ハガキが来て、
「いきたいいきたい!」
それを見た娘・R(8才)と息子・タク(6才)が連れてけとうるさい。
「どうせ水が超冷たいよ」
「それでもいい!」
とのことなので行くことにした。
としまえん内にはいると、どこかの企業の福利厚生イベントらしき団体客と、コスプレイベントによる思い思いのキャラに扮したコスプレイヤーが入り混じり、程よいカオス状態。

毎年微妙な広告を打つことに定評があるとしまえん。今年は消臭力のミゲル君であった。去年はあんまり面白くなかったが、

一昨年は水着のオバサンを大量に集めた「TSM(としま or 年増)48」、

冬もスケート場の広告でこんなの作ってて、電車の中では予備校の広告と並んで貼られてたりしてなかなか面白かった。よくやるよなあ…。
更衣室でお着替え中、

「パパ、てるてる坊主のR撮って」
何故か着替えシーンの記録を残したがるR。

絶対水が冷たいに違いないのでラッシュガード必須。
プールもガラ空きかと思ったらそうでもなく、ほどほど入っている。
「早くプール入りたい!パパ!早く浮き輪に空気入れろ!」
プールを目の前にしたふたりは超偉そうにワクワクソワソワし、浮き輪を受け取った途端、波のプールに走って行った。そして
「ぎゃああああ、冷たい!」
速攻でトンボ帰りしてきた。
「甘えるなー!また入ってこい!」
またプールに戻して適当にふたりを沈めると水の冷たさにも慣れてきたようで、いつもの調子で暴れ始めた。波のプールで1時間ほど遊び
「こんどは流れるプールにいきたい!」
ということで移動。しかしこの時点でタクの唇の色が藤木以上に紫になっており、Rも
「寒い。寒い」
と先程のてるてる坊主状態になってしまった。おなかも空いたとのことなので、休憩&昼食タイムとした。
「あっ!ゆうた!」
食べている時に、タクの同級生の男の子とそのママさんに会う。そのママさんというのが若くてムチムチで色っぽいビキニ姿で、子連れママだというのに超けしからん。同じママだというのにウチの嫁とは何もかも違う。
「こんにちは。寒いですネ」
なんて話しかけられちゃったりして、
「ええ、そうですね。ウチの子はもう震えてますけど、ゆうた君は元気ですねえ」
僕も表向きは紳士的に話していたが、お陰様で寒い体も水着の中が一部、湯たんぽ的に熱くなった。
一旦水の外に出て暖まってしまうと、再び冷たいプールの中に入るのはかなり根性がいるものである。ゴハンを食べ終わって、流れるプールに入ろうとして足の先だけちょっと水に触れてみたら波のプールよりも冷たくて、
「やっぱりもういい〜」
根性のない僕らは流れるプールで遊ぶことなくリタイアしたのであった。だいたいそんなもんだろうとは思っていたけど。
プールの後はアトラクションで遊ぶ。

お気に入りのアトラクション「トロイカ」。
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07月01日(日)
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