ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■宍戸錠剤。
風邪を引いた娘・R(8才)は嫁に連れられて病院に行ったそうだ。

「どうだった?」

と嫁に聞いてみたら

「まあ、風邪なんだろうけど」

既に熱は下がっていたので、わりと今更感がある診察だったようだ。それでも薬はちゃんともらってきて、今朝も飲もうとしているところを見た。しかしRは何やら泣きそうな顔をしている。

「どうしたんだ?」

と見てみると、Rの薬は錠剤であった。

「シロップや顆粒だけじゃなくて、そろそろ錠剤も飲める年頃でしょう」

ということでドクターがそう判断して処方された薬らしい。Rは生まれて初めての固形の薬をなかなか飲み込めず、苦労しているのであった。そんなに難しいものなのか?

「私も小さい頃そうだったよ。錠剤って飲み込めないから苦手だったわ…」

と嫁もそういう経験があったらしい。

「まじで?僕、小さい頃から錠剤大好きだった…」

一方僕は錠剤はいくらでも流し込めたのでそんな苦労は知らず、逆にすぐ溶けて変な味が広がってしまう粒の薬が大嫌いであった。今でも緊張する。

ドクターマリオみたいな、いろんな色したカプセルもデザイン面から見ても大好きだったしなあ…。ああ、Rや嫁と同じ気持ちを共有できない…。

しかしRは日々成長しているようで、翌日、

「あのねえ、おくすり1個やっと飲めたよ〜。あとも1個チャレンジするよ」

ただ単に錠剤ひとつ飲めただけで満面の笑みで喜ぶのが可愛いっていうか幼いっていうか無邪気っていうか。これからはお子ちゃま向けのシロップ薬や粒状の薬だけでなく、固い錠剤も苦にせず飲んでいって欲しい。

良薬口に固し!なんつって。

胃の薬とかけまして、白いパンツとときます。

パンツシロんでパンパンパン!なんつって。

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04月19日(木)
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