ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■写真と手紙と結婚と。
仕事から帰って来ると、机の上に写真が置かれていた。
息子・タク(6才)の、お遊戯会での写真である。タクひとりしか写ってない、ジャンプして空中に浮かんでいるもの。まるでアイドルのブロマイドのような。
「お遊戯会の写真ならあなたが撮ってたんだけどさ、このタクがひとりで写ってるのって、私が買わなければ誰も買わないんだろうなーって思ったらつい買っちゃった」
と嫁が語る。その気持ちは分かる気がする。誰の目にも触れることなく、ひっそりと処分されるタクの写真…と想像するとつい買ってしまいたくなる。それでも躊躇するのは1枚140円というボッタクリ価格だからである。
高いからといって腕がいいわけでもない。むしろ色が変な時もよくあるし、替えた方がいいんじゃないかと思うのだが、昔からの出入り業者なんだろうなあ。
また、写真の他にも1枚の手紙が置かれていた。それは娘・R(8才)が年中の時に担任だった○○先生が結婚して××先生になりました、という報告であった。
「ってなんでそのお知らせを僕の机に置くのさ」
と嫁に聞いてみたら
「だってあなた○○先生のファンでしょう」
ちっ。ばれておった。Rの担任の頃は女子大生みたいな初々しさだったので、密かにカワイイなあ…と思っていたのである。
しかし結婚かあ…そりゃ可愛くて保育士、とか彼氏いないはずないよなあ。ただ息子・タク(6才)の情報によると僕と同様Perfume好きであったことが分かっている。そして「Perfumeになりたい」って言っていたことも。その言葉はウソかあああ!
嫁も気を利かせたつもりなら、手紙だけじゃなくて○○先生が写った写真を1枚買ってくれればよかったのに。
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02月01日(水)
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