ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■後は野となれ親離れ。
正月休みは終わったのでもう東京に戻ってきているが、子供達はまだ栃木の実家にいる。
嫁も仕事が入ってしまったとか、母がもうちょっと孫達の顔を見ていたいとか、娘・R(8才)と息子・タク(6才)もおばあちゃん家で遊んでいたいとか、そんな理由で。
ふたりともよその家で僕ら親がいなくても全然泣かないし平気になってしまった。逞しく成長しているのが嬉しいような寂しいような。僕らが帰る時も以前はタクなどは泣いていたものだが、今回は
「マーマー」
と甘えてはいたけれどもお別れの挨拶を楽しんでいるようだったし、Rも
「パパーばいばい」
ニコニコして抱き付いてきて悲しんでいる様子はない。逆に僕が悲しいのだ。Rとタクが初めて僕らから離れて実家に泊まった時、
「離れちゃうとパパ寂しいなあ…」
本音をぽろりと漏らしてしまったら
「ひとりだちしようとしている子供に向かって親がそういうこと言うんじゃないよ!」
嫁にマジギレされてしまったので今回は黙っていたが、嫁とふたりで電車に乗って家に帰って…となるとやっぱり寂しい。
久しぶりにふたりきりになったからといって、新婚時代を思い出してウフーン、とか、盛り上がって3人目を仕込んじゃう勢いになりアハーンとか、そういうロマンポルノ的展開は一切なし。それどころか寝る時に子供達が布団の中にいないため寒くてしょうがなかったので、
「しゃむいから、ママ、いっしょにねよ〜☆」
タクのマネをして可能な限りかわいこぶりっ子ぶりぶりぶりっ子な感じで嫁の布団に入ろうとしたら
「来んな!」
逆に更に遠ざけられる始末。いいじゃんかよう。一緒に寝るぐらい。いいじゃんかよう。ちょっとやらせてくれるぐらい。せっかくふたりきりなんだから…等々ブツブツ言っていたがすべて無視された。いいじゃんかよう…せめて先っぽ入れるだけでも…。
寒い布団の中、なかなか眠れない横でカーカー寝る嫁。やるなら今!と思い、思い切ってこっそり先っぽを入れてやった。
足の先っぽを嫁の布団の中に、なんだけど…。
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01月06日(金)
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