ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■江戸っ子とNegicco。
嫁が仕事なので娘・R(8才)と息子・タク(6才)を連れて浅草へ。

Rとタク
東京スカイツリーをバックに写真…って変な看板がああああ!まあよい。

今日浅草に来たのはスカイツリーを観に来たのではなく、Negicco(ねぎっこ)というアイドルのライブのためである。13:30からと16:00からの2回、開催された。

Negiccoは新潟のご当地アイドルで、地元のネギを売り出すために結成され、9年目という長いキャリアを積みながら新潟のみならずじわじわと知名度を高めてきている。

うちの子供達も、僕がNegiccoのCDとかDVDを流しているのを横から見たり聞いたりしているうちにファンになってしまった。先月、ちょうど近くの光が丘のショッピングセンターにライブがあった時も観に行ったのだが、その時は

「ねぎっこにお手紙書く!」

とふたりで手紙をメンバーに渡したものである。その時以来のライブである。で、どこで観たのかというと

Negicco
こんな感じ。「まつり湯」というスーパー銭湯の宴会場である。これだけで場末感たっぷり。しかしそれだけにステージとの距離が近く臨場感たっぷりだし、風呂入って酒飲んでアイドル観て窓からは東京スカイツリー、という楽しいことがいっぺんに味わえて極楽気分であった。

観客層はNegiccoファンが半分以上の客席を埋めていたが、もちろん普通にお風呂に入りに来た一般客もいるわけで。僕らと相席になったおっさんがちょうどそんな感じで、既に瓶ビール片手に酔っ払っており

「え、これ誰?」

とか

「オレ、まつり湯の社長と友達なんだけどさ」

など横からいちいちへべれけ口調で語りかけてくるのだが、Negiccoの歌って踊っているさまを観ているうちに

「いいねえ!ファンになっちゃったヨォ!」

すっかり出来上がってと一緒に手を振り回したり合いの手を打ったりしていた。Edocco Meets Negicco。

1回目の最後の曲ではステージから降りて来てくれて、歌いながら観客と握手したりハイタッチしたり。僕達も握手してもらった。もうこの手は洗えない!(その後すぐ風呂入っちゃったけど)。

Negicco
アンコールではサンタ姿で登場。このエンターテイメント精神、なんかもう素晴らしいのひとことである。

ライブ第1回目の後、握手会があったのだがRが何故か

「恥ずかしいから握手しないで見てるだけにする」

ということを言い出すので、何がそんなに恥ずかしいのか問い質すと

「光が丘で渡したお手紙に変なこと書いちゃったから」

どうやら

「りんご娘(青森のご当地アイドル)に負けるな!」

という檄文を書いちゃったことを反省しているらしい。

「大丈夫だよ。多分忘れてるから」

と説得して手を引っ張っても

「やーだ!」

柱にしがみついて動こうとせず、仕方なくタクとふたりで握手をしてもらうことにした。一方タクはテンション高まりまくりで、順番待ちで並んでいる間、いつの間にか覚えてしまった曲の踊りを踊っていたら

「スゴイねー」

NegiccoのTシャツを着た、年季の入ったファンらしき方にお褒めの言葉をいただいた。そしてNegiccoのメンバーのひとり、ポンちゃんからも

「ちゃんと手を振ってくれて嬉しかったよー」

曲の振り付けと一緒の動きをしていたのを見てくれていたようで、これまた褒めてもらっていた。よかったな、息子。その間Rは明子姉ちゃんと化し、柱の後ろからじいっと見ていた。

第1回と第2回の間にお風呂に入る。露天風呂からちょうど東京スカイツリーがどーんと見えて最高。

Negicco

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12月25日(日)
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