ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■練馬アニメカーニバル。
土曜日、雨の中、としまえんに行って来た。
練馬アニメカーニバルというイベントが行なわれるためである。僕のお目当ては練馬区公式キャラクター、

「ねり丸」である。この日アニメが初公開され、着ぐるみもやって来るというので僕は見たくて見たくてしょうがなく、雨に降られるのを分かっていても決行した次第。
10時の始まりに合わせて行くと、ねり丸のアニメブースは僕らが一番乗りで、他には誰もいなかった。なんかめちゃくちゃ楽しみにしてきたのがモロバレで恥ずかしい。それでも娘・R(8才)と息子・タク(6才)を一緒に連れて来たので
「ほら、ねり丸だよ〜」
子供達が楽しみにしてきた、というフリをしていたらRとタクも

「ねり丸カワイイ〜」
と本気で見始めたので思惑通り。すると区の広報だというカメラを抱えた男性が
「お子さんの写真を撮らせていただいてもよろしいでしょうか。広報に掲載するかもしれないんですが…」
と話しかけてきたので
「どうぞどうぞ!」
ふたつ返事でOKしてしまった。

報道陣(といっても2人ぐらい)に囲まれるRとタク。
タクも「いえーい。有名人になれるー」と喜んでいた一方で、Rは「恥ずかしいかも」と照れていた。ふたりの性格が如実に。
そしてねり丸の着ぐるみはどこで見れたかというと、練馬アニメカーニバルの開会式であった。

志村豊志郎・練馬区長による挨拶中なのに、その後ろでこっそりおどけているねり丸が!まさに「志村後ろー!」状態。
念願のアニメと着ぐるみを見ることが出来、冒頭の画像にあるクリアファイルも貰ってしまったので大満足だったが、他にもねり丸が描かれたセル画の色塗り体験にRが挑戦した。

係のおばさん達が親切丁寧にやり方を教えてくれる。その手際がよいので、そうか、この方々は熟練のアニメーターなのだ、と気が付いて
「今でもやられてるんですか?」
と聞いてみたら
「いえ、今はもう全部コンピューターになってしまいました」
もうやっていないのだという。Rがやってるこの手作業は、消えゆく運命の技術なんだなあ…と寂しくなりつつ、ちょこっとでも実際に日本のアニメ文化を支えて来た方々を見ることが出来て胸が熱くなった。
天候は時間が経つにつれどんどん雨足が強くなってきた。さすがにRとタクをこのまま雨の中に居させるのはかわいそうなので帰ろうかとも思ったが
「ジャングルハウス(屋内アスレチック)に行きたい!」
と言うのでそこで遊ばせ、その隙に

水木一郎アニソンライブを観に行く。初めて観た感想は顔が…じゃなかった、声がでかい。
その後、再び屋内のアスレチックに戻る。ここは子供だけしか遊べないので僕はヒマ。窓から外の様子を見ているとコスプレをしている人達がたくさん雨宿りをしていた。この日、アニメカーニバルに併せてコスプレデーでもあったのだ。
コスプレデーは、としまえんでは定期的なイベントとなっており、年間パスを持っている僕らも定期的にとしまえんに行くが、3回に1回ぐらいはコスプレデーにぶち当たる。だから初めのうちは遊園地にコスプレ、というのがすごいインパクトがあって、
「あっ!プリキュアがいる!」
とかRもタクも驚いていたものだけれども、今では
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11月21日(月)
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