ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■モーニングケンカ娘。
朝、子供達と家を出る時に、娘・R(7才)と一緒に学校に行く近所の3姉妹がケンカをしていた。

どういう揉め事か知らんが、家の前で長女ちゃんの方がしくしく泣いていて、

「ちょっとー!お父さんが来いって言ってるよー!」

と、もう学校に行こうとしている次女ちゃんに叫んでいた。

「やーだよ、お父さんが来ればいいじゃん!」

次女ちゃんは明らかにびびっており、家の中に戻ろうとしない。どうやら次女ちゃんが何かやらかしてしまって、長女ちゃんがひどい目にあったように思える。

うーん、こっちはもう出掛ける準備が出来ているのでとっとと出発したい。でも父親が間に入るほど揉めてるので「どうしたの?」とは声をかけづらい。

そういえば、嫁が言っていたあることを思い出した。Rと同じクラスの女の子の話で、何か悪いことをした時にお母さんが

「お父さんに言うからね!」

と叱ると

「お父さんには言わないで〜!ごめんなさ〜い!」

マジ泣きして詫びを入れるんだそうだ。すなわちこのことから嫁が言いたいのは

「あそこの家って、お父さんが厳しいから恐れられてるんだよね」

ということであり

「それに引き替えウチは…」

ということなのであった。僕はダメである。叱ろうとしても面と向かってしまうとRや息子・タク(5才)が可愛くってしょうがないので

「だーめーじゃーなーいーかーもー」

という、お前がダメだろ、みたいなユルユルの叱り方になってしまうのである。Rもタクも、未だ真剣に叱るほど悪いこともしてないし。いや、その判断基準もユルユルなのかもしれない…。

そしてこの三姉妹のお父さんも何か厳しく叱ろうとしている…端から見ていた僕らにも緊張感が漂ってきたのだが、

「お父さんが家に戻って来いって言ってる!」

「やだ!」

長女ちゃんと次女ちゃんの押し問答は繰り返されており、結局次女ちゃんは戻ることなくとっとと行ってしまった。すると長女ちゃんは

「お父さん、もう二度とお前と喋らないって言ってるよー!」

と次女ちゃんに叫んでおり、なんなんだお父さん、その捨てセリフは…と思わず苦笑いしてしまった。父親がビシッと叱るのかと思ったら一気に子供のケンカレベルに下がってしまった。ここのお父さんもユルユルなのかもしれない。

しかしこの次女ちゃん、こないだも三女ちゃんを突き飛ばして鼻血を出させており、なかなかオテンバのようである。

鼻血とケンカは江戸の華、なんちて。

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06月09日(木)
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