ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■歌は子につれ、子は歌につれ
お風呂で…。

息子・タク(5才)は暑いと言ってとっとと出てしまったが、娘・R(7才)はまだまだお風呂でのお遊びに夢中だった。

「リズム遊びしよ」

Rがやり方を説明する。まず両手を出す。僕が右手でRの左の手のひらを

「たんたんたんたん」

四分音符の速さで叩く。Rは僕の左の手のひらを

「たたたたたたたた」

八分音符のリズムで叩く。そして八小節ごとに

「はい交代!」

今度は僕が八分音符のリズムを刻む。Rはこういうことを習っているのか。そのうちDJとかやらせたら面白いかもしれない。もう飽きていじらなくなって久しい、ホコリかぶったDJ機器があるから…。リズム遊びが終わると

「ねえ、○○って曲知ってる?」

Rが学校で習った曲やピアノ教室で習った曲名を挙げてきた。「ありがとう友達」といったそれっぽいタイトルが次々と出て来たような気がするが、全く聞いたことのないものばかり。

「××ってのは?」

「知らない」

「△△ってのは?」

「それも知らない」

考えてみたら僕が授業で習って覚えているのってドナドナと魔王ぐらいかも。歌詞がバッドエンドなのばかりだな…。あまりの記憶のなさに絶望し、Rが挙げる曲名が右から左に流れていく。全然知らないので取っ掛かりがなく、聞いたそばから忘れていく。しかし最後にとんでもない、忘れたくても忘れられない曲名を挙げた。

「じゃあ、ちんこマンは?」

「…え?」

「ちんこマンの歌、知ってる?」

「誰からそんな歌教わったんだー!」

一体どこのバカがそんなお下劣なタイトルの歌を歌ってるんだと思ったら

「たっくんが作った歌〜。昨日歌ってた」

ウチのバカだった。タクか…。

「ちんこまーん♪ちんこまーん♪」

「そんな歌歌っちゃいけません!」

純粋無垢なRが思いっきり野原しんのすけキャラなタクに穢されていく…。男の子というのは下ネタ好き、というのが鉄板だからしょうがないのかな〜。

さ、音楽にちなんで、僕もみんなが寝静まったら大量のオタマジャクシを作成するぜ(やっぱり下ネタ)。

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03月02日(水)
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