ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■ちっちゃな頃から÷ガキで
昨日の日記の続きで、娘・R(7才)が

「割り算の問題作って」

と言っていたので、子供達が寝た後に割り算の問題をチラシの裏に何問か書いてやった。もちろん超簡単なレベルで。Rに渡すと息子・タク(5才)も

「たっくんもやりたい!」

と絶対言い出すはずなので同じものをタクにも用意した。父ちゃんがぁ、夜なべ〜をして、もんだーい作ってくれたぁ〜。学校の教師ってこういう夜鍋仕事たくさんやってるんだろうなあ。

で、翌朝、

「ほら、ふたりに割り算の問題あげる」

と紙を渡すと案の定おおはしゃぎしてすぐさま問題にとっかかろうとするので

「今は学校と幼稚園行く準備しろー!帰ってからやれ!」

遅刻すんな、と注意する。しかし算数の問題をやりたくてしょうがない、なんてどこの優等生だ。Rはもうすぐ僕と一緒に家を出なければならないタイミングだったので、しぶしぶ問題をしまって着替えを始めた。一方タクは

「たっくんは準備全部終わったよ。幼稚園行く時間はまだだよ」

タクが幼稚園に行く時間は、Rが学校に行く時間より30分ほど遅い。

「だから問題やっていいよね」

なんだかとってもお利口さんな口調でテキパキ喋り、問題を解き始めてしまった。

「パパー。10÷5がわかんなーい」

フッ。所詮5才児よ。早速躓いたか。僕ももう会社に行かなければならないので簡単に説明して家を出ようとしたら

「わかんない!」

あああめんどくせえ!やはり朝なんかに渡すものではない。でも夜帰ってからにしようとすると寝てるしなあ。何かモノを使ってとっとと説明しよう、と思い、仮面ライダーの変身グッズであるオーメダルというメダルを10枚持って来て

「はいー。オーメダルが10枚ありまーす。5枚ずつのグループを作るとすると、いくつグループが出来るかナ?」

「ふたつ!」

「正解ッ」

児玉清ばりに気合いを溜めた正解コールをし、じゃっ、と家を飛び出た。たかが手書きの割り算の問題に、あれほど食い付きがよいとは思わなかった。

その夜、帰って来たらやはり子供達は寝ていたので翌朝

「Rは問題出来たかい?」

と聞いてみると

「ううん、やってない」

ズコー!な、なんで。お前が言い出したことではないか…。Rの気まぐれに付き合わされたのか。それともタクの方が先にやってしまい、更に自分よりも理解度が進んでいるのを見て興醒めしてしまったのか。

Rの割り算ブーム、たった1日でお÷。なんつって。

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02月09日(水)
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