ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■夢が子守り子守り
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真夜中、布団に入ってウトウトしながら嫁と話す。
土曜日、嫁はとある用事で夜まで帰って来ないこと。娘・R(7才)の小学校でなんかのイベントがあり、Rと息子・タク(5才)が行きたがってるから連れてって欲しいとのこと。また、午後はRの水泳教室だから連れて行って欲しいとのこと。
徒然なるままに嫁の言うことを聞く。なんだかんだで結構忙しい日になりそうだ。そして夕方以降のことも話す。近所の商店街で恒例のナイトバザールというイベントがあること。そのイベントではウルトラマンとか仮面ライダーなどのヒーロー系被り物がやって来ることが多く、
「今回は○○○(マイナーだけど近所のイベントにはよく顔を出しているヒーロー)が来るんだって商店街のチラシに書いてあった」
「ふーん。タク、絶対行きたいって言うだろうなあ」
なんて話してたら
「ボクいきた〜い」
うおおおお!いつの間にかタクが起きていた!
「あーびっくりした!話聞いていたの?」
「うん。いまなんじ?」
「オヤジ」
と言うとコロンと寝てしまった。つまらなかったのだろうか。
「しかし夜までスケジュールがみっちりだね」
朝起きたら半分以上忘れてそうだなあ…と心配になりながらも寝てしまったら、翌日
「ほれこれ読んで行動して」
便箋1枚に朝ご飯を食べさせることからはじまり、夜に嫁が帰ってくるまでやることがびっちり書かれていた。学校行事や水泳教室の開始時間や、何時に洗濯物を取り込めとかおやつはこれを食べさせろとか。
更には水泳教室にはセブンティーンアイスの自販機があり、そのためタクが「買って」と言うかもしれないが、来週検定で受かったらご褒美にする予定なので絶対買わないように、とか、指示が超細かいんですけど。
ぼ…僕は嫁のための子守りロボットだったのか。僕は子守りロボットなんかじゃない!ボーリングもやっちゃうしゴーゴーだって踊れるさ。でもクリスマスパーティーには誰も来てくれない、みたいな。おのれオズマ。
「じゃ、よろしく、行ってきます!」
嫁は颯爽と出掛けて行ってしまった。
「おじちゃまはね〜…」
とりあえず子守のオジチャマになるしかないなあ。
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01月22日(土)
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