ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■子守のおじちゃま
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娘・R(7才)と息子・タク(5才)が公園で遊んでいるのを子守役で見ている僕。
今日は我が子たちの他に近所の子供たちもいた。タク以外は全員女の子。うち最も年上なのが小三の女の子がふたり。自然彼女たちを中心として遊ぶことになる。
「家族ごっこしよー」
小三のマキちゃんとユキちゃんが他のちびっ子たちを仕切る。「ままごと」と「家族ごっこ」はどう違うのだろうかと思ったがどうやら同じようだ。
「じゃあ私ママの役ね。これから子供が産まれます!」
とマキちゃん。いきなりクライマックスだなおい。小3の出産に関する知識ってどんなもんなのだろうか。
「ねー。Rちゃんパパー。赤ちゃんってどうやって出来るの?」
とか聞かれたらどうしよう。
「よし。教えてあげるからみんなパンツ脱いで」
って違う。そんなことをしたら逮捕された上に村八分にされてしまう…とか勝手に想定問答を考えていたが、
「赤ちゃんって結婚しないと出来ないんだよ。誰と結婚したい?」
ユキちゃんがそう断言しつつさり気なくマキちゃんの好きな人を探るという高度な駆け引きを見せた。するとマキちゃんは
「トウマ君…」
と恥ずかしそうに答えた。
「えーっ。うそー!」
「ちょ、ちょっと内緒にしといてよ…」
好きな男の子の話で盛り上がっている女の子たち。甘酸っぱくていいなあ…。三年生になると普通に好きな男の子がいるんだなあ…。一方でウチの子たちはどうなのか、と目を向けてみると
「ばぶばぶー。わたし赤ちゃん」
「ばぶー。僕も赤ちゃん」
Rもタクも生まれた赤ん坊役に徹しており地べたをハイハイをしていた。まだまだお子ちゃまでホッとしたような情けないような。
どんな役にしろ、それぞれ子供たちなりにキャラを考えて役割を演じている。女の子が大半なせいか、ホントにままごとが好きな子供たち。
僕は大人なのでままごとより秘め事が好きである。夜は赤ちゃんの作り方ごっごしよっと。
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12月07日(火)
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