ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■土曜日の夜はにぎやか。
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近所の商店街で行なわれているナイトバザールに出かけてみる。
夕方6時近く。既に外は暗く、ちょっと寒い。こんな外出は億劫だったが娘・R(7才)と息子・タク(5才)が絶対行きたいと言うので…。

お目当てはコレ。仮面ライダーブレイドと仮面ライダー電王。ヒーローがパチンコ屋の前の道端に立っているという、なんだかシュールな光景。メトロン星人がちゃぶ台があるボロアパートの一室にアグラかいて座っているシーンを思い出した。握手が終わってから商店街をぶらぶらすると、いろいろな屋台やゲームコーナーが。

Rとタクはダーツをやりたいと強く主張。1回100円であるため、
「やりたいなら自分のお小遣いから100円出しなさい」
とケチな親になってみたら本当に自腹を切りおった。それほどやりたかったらしい。ナイトバザールの中にはタダで参加でき、更にもお菓子が貰えるイベントもあるのでそれも楽しみのひとつである。
更にぶらぶらしていると遠くから威勢のいいダンスミュージックが聞こえてきた。近づいてみると、近所の大学のチアリーダー達が演技しているではないか!
「ちありーだー、見たーい」
Rはチアリーダー大好きである。駆け足をして見に行ってみたら、残念ながらちょうど終わってしまったところであり、チアリーダー達退場。
「えー。おわっちゃったのー?」
とても残念がるRであったが、女子大生、略してJDの生足を見損ねて父も残念だ。

JDは見られなかったが、アニメ顔の着ぐるみ美少女を発見。このナイトバザールには必ず出現し、道行く人に手を振り、子供達には飴を配ってくれる彼女達。初めて見た時は正直ギョッとしたけれども、今やすっかりおなじみとなった。タクなどは
「アメがもらえる!」
ネコまっしぐら状態ですっ飛んで行くようになってしまった。この街はマンガ家さんやアニメスタジオが多いためか、特撮とかアニメとかが似合うような気がする。
「人力車いかがっすか?」
オタク系な要素ばかりかと思っていたらガテン系なイベントもあった。いかにもマラソンが得意そうな粋な若い兄ちゃんが人力車の前でスタンバっていた。
「えー乗りたいー」
食い付いたのはRでもタクでもなく、意外なことに嫁。どーぞどーぞこちらにどーぞと兄ちゃんにあわや乗せられてしまう勢いだったので慌てて嫁を引き戻した。
「ホントに乗りたいのかよ!」
「うん。乗りたくない?」
「うーん、乗ってみたいとは思うけど、観光地っぽいところで乗りたいなあ」
どうせ乗るなら横浜馬車道とか大正ロマンっぽい面影が残る風景の中を走ってもらいたい。人力車はその頃が全盛期だったはずである。ハイカラさんが通るみたいでモダンな感じではないか。
それを何が悲しくて見慣れた地元の商店街を挽き回られなきゃあかんのだ。ハイカラさんじゃなくてただの市中引き回しである。
「うーん、そっかー」
嫁は名残惜しそうであったが、僕は人力車に引かれなくてもこのブログでの数々のさっむいギャグでいつも引かれているので別にいいんである。
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11月30日(火)
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