ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■ラーメンつけ麺僕イクメン
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昼間、嫁が出掛けていたので娘・R(7才)と息子・タク(5才)を連れて昼ご飯を食べに行こうとしていた。
「君達、何が食べたい?」
こういう質問をすると
「ラーメン!」
だいたい8割方がラーメンなのでワンパターンである。しかも
「○○に行くの?それとも××?」
最近は店名まで覚えてしまっている。
「オムライスとか食べたくない?」
さり気なく僕の好みをプッシュしてみたけれども
「やだ、ラーメンがいい」
Rとタクが仲良く結託して僕に反論。
「大体行く店決まっちゃうよなー」
とはいえ僕もラーメン好きなのでよく行く某ラーメン店へ。ここは美味しい上に子供へのサービスがよい。帰り際にお菓子をくれたり、子供用の取り皿をくれるだけでなく、中にタマゴ半分とかナルトとか入っているのでお得である。
そして何より店のお姉さんがキレイなのがよい。ここが重要である。店の中に入るとそのお姉さんに
「カウンターしか空いてないんですが、テーブル席が空きましたらご案内しますね」
と言われてカウンター席に着席。Rとタクにとっては高いのでふたりとも足をプラプラしている。やがて
「空きましたのでどうぞ〜」
と声を掛けられたので
「Rタク〜、引っ越しするぞ〜」
席から降りるように急かすと
「たっくん靴脱いじゃったよう〜」
タクがめんどくせえといった顔で降りようとしない。このものぐさボウズめ!と、とっとと靴を履かせようとしたら
「じゃあだっこしてあげよっか」
なんとお姉さんがタクを抱き上げるではないか。
「あれ、たっくんいいなあ〜」
これは僕の本心の叫びである。美人のお姉さんにだっこしてもらえるラーメン屋なんて毎日来たいわい。ところがそのお姉さんはよろけて
「うう、うちの子よりも重い」
ガガーン。子持ちでしたか…。
「ああすいません、ウチの子重いんで…ほれ、タクもありがとうって言え!」
「ありがと〜」
「ハーイ」
お姉さんはにこやかに厨房に戻って行った。この愛され上手め。僕はお前になりたい。それにしてもメンより先に鼻の下が伸びましたとさ、っていうオチになるかと思ったのに、お子さんがいるとは…でもそりゃそうだよなあ…普通に考えれば店主の奥さんだよなあ…。
スープより先に恋心がさめましたとさ。
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11月27日(土)
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