ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■しめきりげんまん
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息子・タク(5才)が以前より「やる」と言っていたダンスの発表会。(告知する貼り紙には「はっぴうかい」と書いてあった)
はっぴうかいの2、3日前から盛んに呼びかけを行なっていた。
「ダンス発表会は17日にやるからね。見たい人は締め切りまでに言って下さい。締め切りは18日までです」
「おいこら締め切りの意味が分かってないだろ」
締め切りとは…と教えることアバウト10分。
「じゃあ締め切りは16日です。その日までに言って下さい」
「そうそう。それでいいんだ」
ようやく理解出来たところで残念なお知らせが。はっぴうかいの17日は日曜であるが、僕は16日と17日の土日、どうしても出勤しないと仕事が終わる目途が立たなくなっていたのである。。
「ごめん。タク。パパ、見られなくなっちゃった…」
「えー!!!なんでー!!!」
「お仕事がねー…忙しいんだよう…」
しょんぼりするタクはあまりにも可哀相であった。嫁から聞くところによると一生懸命練習していたと言うし、その努力の成果を是非見てみたい。誰に言われたわけでもない。自分からダンスを見せてやりたいというその自信とポジティブさを大切にしたい。
そんなわけで頑張った。土曜日にガツガツ仕事を進め、なんとか目途が立つようになった。なので日曜の朝、
「タク、今日、会社行かなくていいことになったからダンスのはっぴうかい見られるよ」
どうだ、嬉しいだろう、とタクに満面のドヤ顔で伝えた僕。ところがタクは
「えー。やだ」
「なんでだよ!あれだけ見て欲しいって言ってた癖に!」
「締め切りは昨日だもん」
ガーン。なんという締切厳守なやつ。お前は上司か。会社ならまだしも家でも締切りに追われるとは、息苦しい人生だなあ…。
息子からの厳しい仕打ちにより、改めて締切り厳守の大切さを改めて痛感したのであった。
この世知辛い世の中、締切りを破れば腹切りか首切りだもんなあ。
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10月19日(火)
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