ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
[5183162hit]

■ラッキー7娘
クリックしてね!←応援クリックよろしく

娘・Rの7才誕生パーティーを行なった。

パーティーと言ってもケーキをモソモソ食うだけだが。バースデーケーキは既に嫁が近所のケーキ屋に予約してあった。

Rの希望でプリキュアの「シフォン」というキャラの絵が描かれたものになったのだという。シフォンケーキじゃないのにシフォンの絵とはこれいかに。

で、嫁が忙しそうだったので僕がケーキ屋に取りに行った。店員から「こちらになります」と見せてもらったケーキはなるほど丁寧に描かれたシフォンの絵があった。Rならずとも大人でも感動するレベル。それだけに

「これ、落としたりしたら自殺レベルだよなあ…」

世界にひとつしかないケーキなんである。これがぐちゃぐちゃになってしまったら…ちょうど店の近くにある踏み切りに飛び込まなければなるまい。そんな悲劇はイヤなので慎重に慎重に持ち帰った。

ケーキは夕ご飯を食べ終わった後にお披露目。それまで

「ご飯食べ終わるまでダメです!」

と嫁が厳しく封印していたのである。いよいよ箱を開ける時になって

「パパ、ケーキ崩れてないよね」

と意地悪な目を向ける嫁。

「絶対大丈夫」

佐川急便の10倍ぐらい丁寧に持ち帰って来たのだ。そんなはずはない、と言い切った。そしてケーキ箱オープン。

「きゃーすてきー」

「かわいいー」

ケーキの上に描かれたシフォンを見て嫁子供大喜び。それだけに

「これ切っちゃうのもったいないねー」

「でもいつまでもためらってたら食べられないだろ」

包丁を持ちながら結構な時間ためらうためらう。10分ぐらい躊躇してようやく

「てやー!」

鬼の介錯人と化した嫁によりケーキが4分割された。味はというと…うまいかうまくないかってより、重い。年を取るにつれ、ケーキとか生クリームたっぷりの洋菓子を食べるのがだんだん辛くなってきている。でもまあお祝い事だし。

Rとタクはおいしいおいしいとガツガツ食べていたが、ケーキのサイズがでかかったこともあり、全部食べきれないままもう眠くなってグダグダ状態。

「じゃあ明日また食べよう。だからもう歯を磨いて寝よう」

とケーキを片付けようとしたら

「だめだよう。ケーキを夜とっておいたら朝カエルになっちゃうよう」

タクが泣きながら本気で阻止してきた。

「そりゃ『蛙になったぼたもち』だろうがー!」

しまった。YOUTUBEで「まんが日本昔ばなし」を見せまくった弊害がここに(よく分からない人は「蛙になったぼたもち」で動画検索してみよう)

ともあれこれで7才になったR。今まで大した病気もケガもなく、これからも引き続き順調に成長して欲しいと神様に祈るばかり…と感傷に浸っていたら

「ぎゃああああ。ケーキに髪の毛が入っていたあああああ」

未だモサモサとケーキを食べていた嫁が叫んだ。

ま、髪はいつもそばにおわしますってことで。

応援の2クリックよろしくです。順位下がってるので特によろぴく。
    
クリックしてね!←これだけでもいいので押してね。
ブログランキング・にほんブログ村へ←こちらもできれば。
はてなアンテナに追加
08月10日(火)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る