ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■ご覧の通り雨
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暑いので、子供達をいかに涼しい場所で、しかもリーズナボーに遊ばせるかを考えると、公園の幼児プールしかあるまい。
そんなわけでチャリで15分ほどのところにある公園付属のプールで娘・R(6才)と息子・タク(4才)を遊ばせた。
くるぶしぐらいの深さしかないお子様プールでバシャバシャと泳ぎまくるRとタク。とても涼しそうでよい。僕も泳ぎまではしないがせめて足首だけでも水に浸せればだいぶ涼しいのになあ…と思いつつも大人は遊泳禁止。片足を突っ込むことさえ許されず、オヤジ・オバサン監視員の目が光る。
別にやることもなくヒマなのでプールサイドのはじっこで持って来たマンガ「デトロイト・メタル・シティ」最終巻を読む。水着姿の幼女がチョロチョロ走り回るこのプールにおいて、女の子のスカートをめくり
「股の間のゲテモノを見せてみろー」
などというお下品なセリフが飛び交うマンガを選んだのはちょっとまずかったかな、と思う。更に小腹が空いたのでこれも持って来た「しっとりチョコ」を食べようとしたところ
「ここで食べちゃダメなんだよ。いーけないんだーいけないんだー」
先生に言うたーろー、と嫁に思いっきり注意された。おのれよそで恥をかかせやがって。お前の股の間もしっとりさせてくれるわー。
「寒いー。もういいー」
1時間半ほど遊んだ後、Rとタクはもうギブアップ。唇が程よい藤木色になっていた。着替えさせて引き続き公園で遊ぼうとしたところ雨がポツポツ落ちて来た。
「事務所んとこで雨宿りしてもいいですよ」
と公園の係員のおじちゃんが言ってくれたが、
「洗濯物がー!布団がー!」
嫁の悲痛な叫びにより速攻で帰ることにした。ところが僕らがチャリで進めば進むほどどんどん雨が強くなり、途中で
「おい、ちょっとそこのマックにでも入って様子見ようぜ」
と嫁を止めようとしたが
「今更もうこのびしょ濡れの格好じゃ店に入れないよ!それに冷房効いた店に入ったら風邪引いちゃうよ!」
嫁はあくまで強行策を取るので、もう夕立レベルの強さの雨の中ヤケクソで家まで帰った。濡れるとヤバイもの…ケータイやらマンガはビニールの中に入れて何とかなった。たまたまだけど1眼デジカメを持って来なくてよかった…。
あんなの首から下げてたら雨の中強行突破できなかった…ていうよりそもそも1眼デジカメ持ってたら雨の中走ろうともしないか。
ムカつくことに僕らが家に着いたらそれを見計らったかのように雨は弱くなり、布団と洗濯物をしまい込んだ時にはあっという間に止んでしまっていた。結果的に僕らはわざわざ一番雨が強い時を選んでチャリをこぎまくっていたのである。
「あああ、布団が…」
しっとりしてしまったのは、股の間ではなく布団だったというお話。
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08月01日(日)
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